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こんな私でも痩せられますか?

「こんなお肉ついている私でも痩せられますか?」
「こんな私でも姿勢変わりますか? 」


ダイエット(diet)は「生活様式」を意味するギリシャ語「diata」から
「日常の食べ物」という意味に転じた言葉です。
代謝異常・消化器系内臓疾患・肥満などに対する
「食事療法」や「治療法」といった意味を持つようになりましたが、
「食事療法」の意味が忘れられ、ダイエットは
「減量」や「痩身」の意味として使われることが多くなりました。

そう、ダイエットは生活を変えること

ちょっと運動したくらいですぐに減量するわけもなく、
ファスティングや糖質制限して減量しても
その後の食生活が元通りどころか余計に食べてしまい、
リバウンドしたというお話も度々伺います。

どんな食事法や運動が良いのか分からず、
ただただカロリー計算したり、
きつい運動をしている方も多いのは、
「苦しい思いや痛い思いをすれば良くなる」
という日本人特有の幻想を持っているせいかもしれません。

「頑張ったのに痩せない…もう辞めた!!」
とさらにやけ食いしたり、
運動を辞めてしまったりした方も多いのではないでしょうか?
でも、そこで諦めてはいけません。

しかし、ただガムシャラに運動したり、
食事制限すればいいというわけでもありません。

どうしてうまくいかなかったのか?
どうすれば、うまくいくか?
同じ失敗が起こらないように対策し、次に役立てること。
これができれば、そのうち嫌でもうまくいきます。

ただ、あなたの体は一つなので、
失敗は大きなダメージになってしまうこともあります。

体型も大事ですが、それ以上に怖いのが
『メタボリックシンドローム』です。
メタボリックは代謝、シンドロームは症候群の意味で、
食べ過ぎや偏った食事、運動不足などの生活習慣によって
引き起こされる肥満、脂質異常、高血圧、高血糖といった
動脈硬化につながる危険因子を複数併せもった状態を指します。

これらの病気は、一人が複数の病気を持っていることが珍しくなく、
ある病気が別の病気の引き金になったり、
悪化させる原因になったりします。

「このままだと危ないよ」と医者に言われても
生活を変えられない人もいらっしゃるので、
これは人生観の問題でもあります。

お子さんがいらっしゃる方は、
「子どもが成人するまでは健康でいたい」とか
ご自身の「両親より先に死ぬわけにはいかない」
とか切羽詰まって変えられる方もいらっしゃいます。

ただ、生活習慣を変えるなら早い方が良いですよね。
先延ばしにすればするほど、変えることが難しくなります。

「こんなお肉ついている私でも痩せられますか?」
「こんな私でも姿勢を変えられますか?」

答えはもちろんYESなのですが、
その人に代わって私が運動することも、
日常生活で姿勢を変えることも、
食事を変えることもできません。

でも、本気で変えたいと思って行動される方は必ず変わります。
運動が苦手な方に「絶対痩せるから10キロ走りましょう」
とか言いません。私も嫌です(笑)。

では「あなたは何ならできますか?」
「あなたが続けられることは何ですか?」
「あなたが日常生活の中で変えられることは何ですか?」


名称未設定のデザイン (10)

今悩まれている方は、地面が凍っているか凍っていないかも
見えない夜道にいらっしゃるかもしれません。

私は大きなバーナーも持っていないし、
お湯を持って一か所ずつ溶かしていくこともできません。
ましてや滑るかもしれない道で
あなたをおんぶすることもできません。

でも、安全な靴のご提案をしたり、
懐中電灯で照らしたり、安全な道へガイドしたり、
あなたの前を歩いて「ここは安全ですよ」
と背中で見せることはできます。

転んでも骨を折らない転び方を見せます。

もしあなたが行きたいところがあるのに
今どこにいるのか分からなくて困っていたら
「ここにいるから助けて!」と手を振ってくださいね。

運動したくないけど寝つきが悪いなーという日は
これだけでもやってみてください↓


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