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#5 わたしの仕事(キャリコンサロン編集部)

今週のお題は「わたしの仕事」

 自己紹介でもふれましたが、わたしは現在国語科、論文科の非常勤講師として、横浜市内、都内の高校に勤務しています。教員の仕事なんてわざわざ説明しなくてもおわかりかと思いますので、「私の仕事のスタイル」について書いてみようと思います。

教員という仕事

 みなさんは「先生」というとどんなイメージをお持ちでしょうか?「お仕事は何をしていますか?」と聞かれて「教員です。」と言うとどういうわけか一歩引いて(←わたしには確実に見えます!笑)「すごいですね。」「頭いいんですね。」などと9割の確率で言われます。これって、教員に対する偏見ですよ!みなさん!たまたま「教員」という名前の仕事であるだけで、仕事に優劣なんてないし、むしろ教員は「学校」という狭い世界の中で生きているので、一般社会の常識に欠けているのではないか?と思っています。(あくまでも個人の感想です。)

なぜ非常勤?

 「教員」になったからには担任を持ち、卒業生を何回も送り出してなんぼ、という考え方もあります。確かに担任を持つことが教員としての醍醐味であることも否めません。しかし、私はあえて非常勤という選択をしています。理由は四つあります。

 1.一校だけでなくいろいろな学校を見たいから。進学校から、商業・工業高校、私学に公立、女子校、男子校、それぞれ教授法に差があります。それぞれの生徒に合った教え方とアプローチの仕方でいかに生徒の力を伸ばしてやれるか、ということを念頭において指導する。それぞれに寄り添いながら・・ちょっとキャリコンに似ていますね。これは一校にとどまっていては身につかない力だと思います。

 2.長期休暇がいただけること。ぶっちゃけ、なんですが、春、夏、冬休みはおいしい。(笑)子どもが小さいときは彼らの長期休暇に合わせて休めるのはホントに有り難かった。

 3.副業ができること。一般企業勤務を経験しているので、一般社会とつながっていたい、という思いがとても強いのです。何度も言うようですが、学校という社会は閉鎖的で、保守的で、鎖国時代か?と突っ込みどころ満載です。ですから、なるべく学校以外の社会とつながり、いろいろな考え方や価値観に触れ、自己成長に結び付けたいな、と思っています。

職人技

そして・・・最後の理由は・・

 4.職人になりたいから。非常勤は教科だけのことを考えていればいいのですね。保護者対応があるわけでなく、校務分掌もない。自分の教科だけを究めることができるわけです。そして、その道のプロです!と胸を張って言える、職人になりたいのです。

・・で?

 今の私は非常勤講師として17年目。職人と呼ぶにはまだまだ精進が必要です。そして、それぞれの生徒に寄り添いながら進路指導をしたり、キャリア教育を広めていく活動にも携わったりして、キャリコンとしても職人になりたいな。と思っています。



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