聞きたい言葉を聞けるうれしさ

ポテサラ論争とか、ベビーシッターがどうとか、コロナでの家事負担とか色々あって、もう「ママはがんばらなくて、いいですよ」っていうコピーはうんざりだなって感じてた。

もうとっくに意識変えて、賢く手を抜けなくて余裕が出せない自分に自己嫌悪したりしてるなかで、そんなこと言われると、「え?がんばらなくちゃいけない?」「がんばってるのがデフォルト?」と思ってしまって。

なんかこう、子育てと家事と仕事のトリプルワークは大変であるがそれを一手に背負わずに外注してはどうですか?大変だからお金出していいんじゃない?という文脈ではなくて、もっと普通に楽しんでいいよ?子どもと一緒の時間は今だけじゃん?みたいなポジティブな文脈で来られたら、オチるんだけどな、私。と誰目線なのか分からない感想を持っていて。

でも、じゃあ、そこがどういう言葉なのかっていうのは具体的にはなかったんだけど、この「正しい子育てより楽しい子育てをしようよ!」って、背景は知らないけど、そういう気分にすごくフィットする言葉だった。

大企業のPRだから、さりげない言葉っぽく見えるけど、きっとちゃんとしたプランナーみたいな人が練りに練った言葉なんだろうなと勝手に想像している。

コピーライティングって、もちろん広告のためで商品をアピールする言葉ではあるんだけど、商品と人を結びつけるために、世の中の人の今の気分を一言で代弁するみたいなところがある。いいコピーって、コピー出す会社にとっても役に立つけど、聞く人にとってもこうそれが言いたかったのよみたいな、爽快感をくれるのかなぁ。

今度、くーを飲んだ時に何かこの辺の言葉が出てたら注目しちゃうかもなー。うちの子がよく飲んでるの、なっちゃんだし、別にそのために飲んだりはしないけどさ。なんかちょっと気になっちゃったなぁ。


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