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[re:view] SEVENTEEN -Ready to love-

”13人全員で早期再契約”というニュースが届いてどうしても書かずにはいられなかったので、2日連続SEVENTEEN楽曲レビューにする。お祝いも込めて、後で振り返った時にこの日、こんな気持ちになっていたのかと自分自身で思えるように。

「Ready to love」はHYBEの"hitman"bangが初めて楽曲制作に参加した曲で、音楽放送の成績的にもいつもと違うような結果でCARATの間でも、かなり賛否両論あった。(どっちがどうとかではなくて、私はただ音楽の素晴らしさだけをレビューしたいので、そこにはあまり触れたくないけど)私は”新しいSEVENTEEN”として挑戦している証だと捉えてすごくポジティブなところにいます。

MVはYGが参加しているし、ケミストリーによっていろんな新しい彼らをみられることはとってもポジティブに捉えたいよね。

らしくない変化球コンセプト

SEVENTEENらしさとは?という感じだけど、「Ready to love」はいつものコンセプトは少し異なる感じがしていて、この変化球コンセプトの楽曲の成績はいつもいいから、今回も同様に素晴らしい成績だったと思う。いつものグループのイメージやコンセプトに合わせた楽曲があるからこそ、変化球が来た時の衝撃が大きくなる。毎回ではインパクトが薄れるし、間が空きすぎてもライト層の離脱は免れない。SEVENTEENはすごく戦略的で、敵わないなと改めて思う。

メンバーの声が楽器のようなバリエーション

どのアイドルも歌声やテクニック、表現力などバラエティと才能に富んでいて、なんだかんだ音楽のすべてを決めているといってもいいけど、彼らの声って本当にバリエーションが多くてとっても計画的。

13人ということもあるけど、メインボーカルで力強いアクセントを加えるドギョムとスングァン、高くて甘くて柔らかいジョンハンとジョシュアとジュン、安心する囁きからシャウトまでインパクトを与えるヒポチ、息の割合が絶妙でミックスボイスが特に魅力的なウジホシミンハオディノ。

パート割が絶妙で、甘い声が来たら力強い歌声が来るみたいに、緩急が素晴らしくてコロコロ変わっていく曲がとても楽しい。これだけ多様で多彩な歌声がある中で曲作りをしているウジくんが羨ましいなとさえ思う。

처음 느낀 심장의 속도가_初めて感じた心臓の速度が

この部分の1番だと、ホシ▶エスクプス▶[サビ]ドギョム▶スングァン〜という順番で、サビに向けて盛り上げるホシくんのパートにエスクプスが低音のエンジンをかけて、サビのアクセントに合わせてドギョム〜スングァンが強くなっていくイメージ。

2番だと、ミンハオ▶ミンギュ▶[サビ]ジョシュア▶ディノ〜という順番で、1番とは印象が大きく異なり、優しく甘い包み込むような歌声のメンバーでパートが割られている。全然違うグループが歌っているようにさえ聴こえるくらい、 1曲の中で変化があって二度美味しい。

画面を意識したパフォーマンス

”Run away”の歌詞が随所にあるように走るような振り付けでフォーメーションが変化していく演出が今までの彼らにはなかったような新しさを感じた。

この振りがカメラで抜かれた時に画面を横切っていくメンバーがちょうど写っていて、物語性を強く感じる。これがすごいなと思って。普通にみていても新鮮で面白いんだけど、お客さんが入れないでほとんどが画面で観る環境になったからこそ映える振り、演出だなと感動した。

解釈違いかもしれないけど、観る人のことまで考えられているのであれば本当に寄り添ってくれるアイドルだなと泣いてしまうし、はやく直接みたいと気持ちが増していきます。

今日はあまりにも素敵なお知らせということでSEVENTEENの楽曲レビューをしたけど、これから先もこんなに美しい楽曲とメッセージを届けてくれることが何よりのしあわせだと思う。前回のレビューでも言ったようにSEVENTEENの楽曲はすべてが彼らからの贈り物だと思うから、一つ一つを大切に受け取っていきたいと思う。

SEVENTEEN、CARAT、本当におめでとうございます!

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