見出し画像

オタクデジタルデトックス

5連休、流石に長過ぎてやることがない。見ようと思っていた映画もあるけど、なんだか見る気が起きずここまできてしまった。見れば全て解決するんですけど。

根が真面目なので結局GWは実家にも帰らずどこにもいかず外食もせず一人でこのど田舎のアパートでゴロゴロしていたわけだが、
何かこの連休でやったことはと聞かれたら佐久間大介さんへファンレターを書いたことくらいしかそれっぽいことがない。いやそれメチャクチャ有意義なことじゃん。むしろ何をするよりも有意義なことだろ。

そもそもリモート帰省とかバカにしとんのかって気持ちを抱いているタイプの人間だしリモート飲みをする友人もいないし中途半端な関係性のメンバーとリモート飲みをするくらいならSnow ManさんのYouTubeとparavi回したほうが経済に貢献できるからいいわと思ってしまうので、Snow ManさんのYouTubeとそれスノみる以外まじで何もしていなかった。Twitterは呼吸のようにしていた。こうやって孤独死へと繋がっていくんだろうな。まあもうなんでもいいですが。

Twitterをやっていると「デジタルデトックスしませんか」的なかなりアイロニーに満ちたツイートが流れてきたりして、まあそりゃ他にすることがあればデジタルもデトックスするわ、することがないからデジタル見てるんだろ、とか思ってしまった。でもまあ疲れる、シンプルに四六時中顔も声もわからない人々の意思の渦の中にいるような状況なのだから、そりゃ無自覚のうちに疲れる。デジタルデトックス、別にしたくないわけではないのだ。

ただ、どうしても引っ掛かることがある。

令和のオタク、デジタルデトックス難しくないか?問題だ。

YouTube、Twitterのトレンド、公式動画のチェック、推しのブログの拝読・・・平成もアイドルオタクをしていたわたしからしてみると、令和はアイドルからの供給が非常に多いな、ありがたいな、と感じる。ただそれらは全てデジタルあってこその活動並びに恩恵であり、デジタルデトックスしようとするとオタ活にかなりの支障をきたすことは間違いない。

オタクはアナログアラサー人間なので結構デジタルデトックスもしたい。でもオタクもしたい。

どうしよう。

ということでデジタルデトックスオタ活について考えました。(オタ活を妥協しないオタク)

というか考えるまでもないのだが、平成のアイドルオタ活時代を思いだせ、俺、という気持ちである。答えはそこにある。いつだって未来の方向性を見失った時のヒントは過去にあるのである。なんとも不思議な話である。では「今」とはなんなのか?そんな話をしている場合ではないので着地の見えないこのくだりはおわります。

以下バカオタクが思いついたデジタルデトックスオタ活三本柱

・雑誌(スクラップなど含む)

雑誌はいい。頻繁に切り抜きを眺めたりするが、どう考えてもテレビでは見ることができない、公式写真では見られない表情の推しがそこにはいる。インタビュー記事だって毎度毎度推しのお言葉が記載されていて、もうこれは読書である。読書をする、これデジタルデトックスの代表格では?YouTuberのナイトルーティンで寝る前に読書する動画5億回くらい見ましたよ。だから合ってると思います。
そして眺めるだけじゃない。わたしは雑誌を容赦なく解体するタイプのオタクなのだが、綺麗にファイリングするため手元の作業に神経を集中させる時間はマインドフルネスそのものである。これはマジ。

・写真、グッズ

言わずもがなである。公式の写真はいい。とてもいい。
唯一良くない点としては、ジャニーズの場合一枚当たりの値段が160円と比較的安価なので本能の赴くがままにカートに入れているとあっという間に五桁を超えている時がある。五桁超えてますよ!とリマインドしてくれ。(しない)ただ本音をいえば全写真500000000枚ずつ欲しい。
これもナイトルーティン動画で見ましたが、寝る前に美しい写真を眺めるのも心を落ち着けてくれるみたいですね。(みたいですね。じゃない)
あと佐久間大介さんの写真で神経衰弱をして遊ぶのも最高。遊んだことないけど。なぜなら佐久間大介さんの写真は全て2枚ずつセットですでに神経衰弱をした後の状態でファイリングされているからね。脳内で神経衰弱ごっこをして遊べばいいと思います。(本当に神経が衰弱しているオタク)
以前次女がわたしが作成した佐久間大介さんソロショットを集めたアルバム見て、「なんで佐久間さんの写真2枚ずつあるの?」と聞いてきたんですけどオタクの行動に理由とか根拠求め出したらもうそれはいよいよおしまいでは?と逆ギレしてことなきを得ました。ことなきを得ました。

・ファンレター

これだわ。デジタルデトックスオタ活の極み、ファンレター。この連休中初めて佐久間大介さんにファンレター書いて思ったけど、ファンレターってすげえよ。(語彙)
自分はまだ謝辞をお送りした1通だけだけど、下書きを何度も書く中で、どうやったら推しが推し本人の思っている以上に魅力で溢れているのかを伝えられるか、メチャクチャ考えるようになった。noteは脳みそを経由せずに反射で語彙を並べてしまっているので、最高、情緒、死ぬ、おしまい、の4語くらいが永遠とリピートされてしまっているのだが、ファンレターを書くとなるとそうはいかない。
全身全霊込めて言葉をえらぼう、書こう、と思う。今こうやって簡単にタイピングしたり、フリック入力するときとは一つの言葉に込める熱量が全然違う。あとペンで書くから文字にも熱込められてマジで緊張する。けど最近こういう緊張感を持って文章を書く、という経験は極端に少なくなっているような気がするから、非常にいい機会だと思う。オタクに言わせてみればファンレターは写経である。マインドフルネスの代表格こと写経。ファンレターは写経。


こうやって見てみるとなあんだ、デジタルデトックスをしてもそれなりにオタ活はできるんだな、ということがわかった。

令和を生きるアイドル、平成と同じようにアナログコンテンツもこれだけしっかり残してくれた上でデジタルコンテンツをこんなに供給してくださるなんて、マジでいつ休んでいるの。寝てくれ、寝て欲しいんだ。それだけなの。
バランスの良い食事が健康への第一歩であるように、バランス良くデジタルとアナログを行き来して健康にオタクをしたいと思います。まあ深夜まで写真見て感想をぶつぶつ呟くし深夜3時までラジオの文字起こししちゃうしかと思えば朝4時に起きてYouTube見ちゃったりしてるんですでにバランス良く不健康なんですけど。こうして今日もデジタルの極みであるnoteを書いてあげるオタクをしているわけよ。

マジでなんでもない文章になってしまいました。小論文なら書き直しを命じられるレベル。でもこれnoteなんでね。私のnoteにはもともと意味などないから。そういう概念だから。ガハハ。

推しが健康であってくれればなんでもええ。
すべてのオタクとオタクにとっての推しが健やかでありますように。


おしまい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?