見出し画像

平和のための行動を


平和のための行動を選んでいきたい。そう願うようになったのには、昨年が大きな転機となったような気がしています。


一連の活動を通じて、内なる平和・外なる平和について考えるようになりました。

広島から帰ってから、ウダイ・フセイン氏の療法士であったラリー・ギャレット氏が執筆した『悪人が癒されるとき』の翻訳・出版を手掛けられた久米由加利さんとお会いする機会も重なりました。また、広島でお会いした被爆体験伝承者の細川文子さんとのご縁も深まりました。

小さくとも出来ることをやっていこうという胸の炎がともっています。平和のための行動を選んでいきたいという思いが強まっています。

久米由加利さんと『悪人が癒されるとき』


平和の最小単位は自分の心から。そして家族や友人、身近な方々との絆から始まっていきます。

まずは自分の心を朗らかに、穏やかに保つことから。そして、家庭を朗らかに、穏やかに。身近な方々との絆を深め、微笑みを交わし合う毎日を送っていくことこそが、もっとも大事にしたいことです。

内側の平和を満たしてから初めて、外側の平和に向かってのアクションを起こしていけるように感じています。

句集『広島』から楽曲スケッチ制作中


原爆投下から十年後に刊行された句集『広島』。この句集を基にしたモノオペラのスケッチを制作中です。これは自分がやらなければならない仕事だと、最初の瞬間から感じていました。一日一句ずつ大事に向き合いながら、制作をゆっくりと始めたところです。

俳句同人誌「里」(邑書林)では、句集『広島』特集が組まれました


制作から上演まで、この仕事をやり遂げることが2023年のなにより大事な使命だと感じています。なので今年は演奏の仕事をセーブして、集中して取り組むためのスケジュールを組みました。東京公演が終了する日まで、お酒も断とうと決めています。

こうして導かれた大事な仕事。日々地道に、ていねいに取り組んでいこうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?