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私に接点がなくても来て欲しいコラブル周年祭のこと。

Collable(コラブル)は2014年以来、4年ぶりに周年祭を行います!

2014年以降やってないの?と思いますよね。はい、やってなかったんです(小声)。いろいろNPOでは年ごとに事業報告会を実施する法人が多いですが、私たちはお恥ずかしながら、それ以降実施してきませんでした。

もちろん理由があって。

「報告できるものがなかった」と思っていたからです。

NPO法人として、会計報告や事業報告は毎年書類として作るのですが、それはあくまで毎年の儀式。上手く言えないけど「誇りを持って報告したい」と思える状態ではなかったのだと思います。本当に、NPOとしてらしからぬといいますか‥

2015年にSUSANOOに参加して以降、その時点では変革の手応えがあったかといえばなかったに近いのですが、今思えばそこから自分たちの得意なことを再認識した上で、しぶとく自分たちの強みを絞り込み言語化することに一生懸命時間を割いた2年間だったんだと思います。

だから今、というよりようやく今年、周年祭という形でお披露目をしたいなと思って、本日に至ります。ちなみに「え?何周年になったの?」と聞かれるのですが、一応5周年なのです〜。

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コラブル周年祭はこれからの私たちのこと、そしてそれを補ってくれるような素晴らしい方々をゲストにお招きしましたので、ただの「事業報告会」ではありませんし、多様性というキーワードに少しでもひかっかってもらいつつも、「Collableって団体のことはようわからんけど」というひとこそ、ぜひ来て欲しい。そんな3時間です。

内容としては事業報告よりも「Collableの未来」の話をしたいのと、そこにまつわる「多様性」の話を、【こどもと多様性】と【おとなと多様性】の2つの切り口でお話したいと考えています。

「Collableの未来」の話は、これまでの5年間の実験をへて、「変えていくこと」をはじめてここでお披露目します。Collableの団体イメージをガラリと変えるような時間にしたいと思っています。

こどもの話は、学校で行った、知的・発達などの凸凹があるこどもたちと他のクラスのこどもたちとが、「遊びと演劇」を通して関係を学ぶという授業(交流及び共同学習内)の裏側を語ります。学校の外でワークショップを開催するのと、学校内によそものがきてワークショップを行うのとでは、全く違う場になることがよくわかった。でも、学校という場に集うなら、関係がそうだってほしい。「おとなになっても、それぞれ違っても、困ったときにお互い様という関係であり続けてほしい」。そのために私たちに何ができるのか。大人も葛藤しながら作り上げた授業の裏側大公開です!

おとなの話は、ダイバーシティって、あらゆるところで言われてるけど何が必要なんや!?という話を、インクルーシブデザインといえばおなじみ塩瀬隆之先生とがっつり語りたいと思います。企業のダイバーシティの担当者の方も、こどもの環境づくりをしている方も、商品開発などで頭を悩ませている方も、新しい福祉のあり方を考えてみたい方にも、出会ってほしい方です。

「Pop up! Inclusive Design Museum!!!」という周年祭タイトルも、まさにこれからの私たちが目指すものを、少しばかり「プレお披露目」したいという意味で名付けました。インクルーシブデザインは手法の話だけじゃない!そんな熱意を場に反映させたろう!と思っています。

最後に、告知文にも書きましたが(昨日更新した)、「インクルーシブデザインコンセプトブック」と、事業報告書『Collable中間報告Book』(仮称)も、お土産としてお持ち帰りいただけたらと思っています。5年間、何もしてなかったわけじゃないのですよ‥!

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ということで、わりと盛りだくさんな予定ですが、出会ったことがない人と出会いたい。場にある強制力をできるだけなくして、心地よく過ごしてもらいながら、ダイバーシティって旨味があるよな〜と思ってもらえたら嬉しいです。お一人でも大歓迎ですが、ぜひお友達ともお誘い合わせの上いらしてくださいませ!

さいごに、私たちの未来を描いていく上で、寄り添ってもらいながらたくさんのアドバイスとサポートをしてくださった、株式会社MORNING AFTER CUTTING MY HAIRの田中美咲ちゃん、中西須瑞化ちゃんにここで御礼申し上げます。(アイキャッチ画像にはダメ出しもらっているのでちょっとこれから考えます苦笑)

お写真は先日のかたかたゼミでの写真。撮影高橋凛さん、場所は日本一ハードルの低いレコード屋blockです。めっちゃ素敵な活動パートナーと、素敵な場所、本当にありがとうございます!

特定非営利活動法人Collable (コラブル) のことはこちらから!
🚗 Web http://collable.org/
🚙Facebook https://www.facebook.com/collable

いただいたサポートは、多様な人たちとの関係性が当たり前にある社会の実現に向けて、Collableに寄付します!