見出し画像

外勤しているのに日当が出ないのは辛いよ。靴がボロボロだよ

こんばんは、岩戸さゆです。
ずっと「守り」よりも「変化」が好きであった私ですが、最近になって変化を恐れるようになったのかも知れない、となんとなく感じています。

私の仕事は製品のプロモーションで、基本的には事務所で働いているものの、外に出かけてイベントなどを開催することもあります。

30代までの時は、そのような出張やイベントの手伝いという変則的な働き方に対しどちらかというとワクワクしていました。
しかし今ではルーチンを壊されることの方がストレスに感じます。

子育てをしていて、毎日同じように子供たちを保育園に送り届けて迎えに行かなければならないという要素も大きいとは思います。

いつもと異なる時間帯や異なる電車に乗るなど、そういったことがかなりストレスになります。
乗り換え案内で調べるなどは非常に簡単になりましたが、それだけではなくて事前に多少なりとも頭の中でシミュレーションしますよね。
このルートで行くか!むむ、この路線は遅れやすいから少し早めにしようか。ひとつ前の電車に乗ろうかなぁとか。

この場所に行くのであれば、この靴を履こう。お茶はどう持っていこうか、お昼はどこで食べようか、お財布はどうしようか、コンパクトにまとめた方がいいかな?衛生用品で必要なものを持ち歩かなければ。などなど…
毎日あるいはほとんどの日が内勤であれば、例えばお茶を飲みたい時は会社にあるポットを使ってお茶を入れたり、衛生用品もデスクやお手洗いに置いておき使えばいい。事務所用の内履を履いていれば靴は擦り減らないし、また多少ラフな服装で構わなかったりしますよね。
このように外勤があると、毎日必ず内勤をしている場合に比べて色々と考えることが多い上に、経費で落とせるもの以外のコストも多めにかかるのが事実です。

私も営業職の時は手当が出ていましたが、今は一切なくなってしまいました。

ちなみに前に働いていた会社ではどの職種であろうと一定時間外にいれば日当が支払われていました。営業は見做し残業だったので残業しようが直帰しようが基本給に加えて定額残業代がつき、それに加えて日当がつく。
その会社が私の初めての「企業勤め」だったのでそれが当たり前だと思って生きてきましたが、今の業界に飛び込んだらそんなの全くなさそうな雰囲気にびっくりしました。
外に出さえすれば日当がつくので、社内でじっくり仕事している営業職は少なかったです。その会社は皆のやる気が強くてやりがいを感じている人も多かったように感じます。

その会社でこんなことがありました。
社員研修でモチベーションを保つための外部講師を招いたことがありました。しかし、どの社員もそもそも仕事に対するモチベーションが高いという回答が出てしまい、講師の方が困ってしまったのです。
このことは単純に研修内容選定のミスではあると思いますが、やはり見合った、あるいはちょっとだけそれ以上の対価が支払われており、裁量権があるような会社や職場は、社員が自然と頑張るし、満足度も高いと感じました。

今の会社はJTCということもあり、どちらかというと管理・保守的・トップダウンな側面が強く、社員の裁量権も少ないです。自分で考えて動いてしまうタイプの人はしんどくなってやめてしまうパターンが多いです。言われたことをとにかくそこそこの質で素早くレスポンスする人が評価されている印象です。

どちらの職場も良し悪しではなく、好きな方に行けばいいんですよね。私はどっちがあっているのかわかりません。ただ、飛び込んだ環境に適応して変化していく自分を見るのが好きではあります。

私は社内でも比較的裁量権の大きい部署に所属しているので、気楽にはやっています。しかしいつ異動があってもおかしくないので、ちょっと不安です。
今は短時間勤務だから当然給料もそれなりで、かつ外勤手当はなし。なのに靴は順調にボロボロになっていく…という中で、どうやって自分のモチベーションを高めればいいかなと考えています。

皆さんの職場ではどんな感じですか?
外勤しただけで日当が出る方が、珍しいのですかねぇ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?