スピカという名のカムパネルラ
ねぇ、カムパネルラ
僕は知ってるんだ
君があの夜に星磨きになったこと
だってね、カムパネルラ
君が磨く星は
どんな星よりも輝くから
僕の行く道を照らしてくれるんだ
ねぇ、カムパネルラ
そこは寒くないかい?
一人ぼっちで寂しくはないかい?
あのね、カムパネルラ
君がくれたコート
どんな寒さからも守ってくれるんだ
まるで隣に君がいるみたいに
白鳥の停車場でもらった星の砂
この夜にばらまけば
もう一度
笑えるかな
ねぇ、カムパネルラ
僕は知ってるんだ
君がほんとはあの星にはいないこと
だけどね、カムパネルラ
僕は、大丈夫さ
君が遺した(くれた)コートと想い出が
僕の行く道を照らしてくれるから
僕はもう一人じゃないから
作品制作時にイラストが付く登場人物が増えます…‼‼もしよろしければ…!!!