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飽きることをコントロールする

結婚して子どもも生まれて育てている自分としては、はっきり言ってしまえば仕事やら生活やらの基本的なものはとにかく安定しか望まない(その安定を望むために何か能動的に努力をしているかと聞かれると全くしていないのだが)

安定というと主語がデカいのだが、日々仕事を勤め上げて、家に一定の金額を入れて住宅ローンをせっせと返済して、子どもの学費を細々と積み立て、老後のために401Kもチマチマ積み立てる。そんな程度のもの。

言ってしまえば退屈な生活だ(実際は日々の生活は全く退屈ではなく、日々楽しく家族と過ごしているのだが、日常の繰り返しを振り返った時に退屈という感情が芽生えるときが稀にあるということ。あなたも、夜ダイニングテーブルで1人ビールでも飲んでいる時とか、ふとその感情が湧かない?)

しかしながら、人が安定や退屈を手放して何かを変える時、その変化を後悔する確率はそれなり、いや、かなり高い。やってみないと分からないしそのまま退屈な人生を過ごせばいいのか?と言われれば、そこは個人の判断次第だと思うが、自分にそんな胆力などないことは自分が一番分かっている。

極端な飽き性の自分であるが、飽きるの方向性を誤ると人生が破綻する。仕事や家族に「飽きる」という感情を一切振り向かせたくない。コントロールしなければならない。

そんな時は普段の無難な服選びと異なる、衝動的な買い物で気分を紛らわす。なるべくリセールの相場も固くてあとぐされがないものがいい。そう、古着。

そんなこんなで、人生で何度目か忘れたが、古いパタゴニアをまた買い始めている。今回はフリース縛り。多分またすぐに飽きて手放す。でも、それでいい。そうやってわちゃわちゃやっていることが大事で、そんなんで人生満足できる。自分チョろい。

男性、こうやって(主語を大きく言えば)人生をコントロールしている人それなりに多いと思うけど、それを配偶者の方が否定すると(また服買ってきたの?などのワードを発するなど)結局はモノとして残らない、酒女ギャンブルに走ってしまう男性諸君が多いので、ご注意ください…。

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