子供の学習机買う?買わない?
こんにちは、O型的ざっくり整理収納術!整理収納アドバイザー Sayoです。
年長さんの娘は年長さん。
来年は1年生ですが、皆さんは机は買いますか?
我が家は56㎡2LDKでスペースに余裕があるわけではないので、買わない選択もありますが、買う派です。
買うんですが、だた入学に合わせては買いません。
本人が「欲しい」と言ったタイミングで検討するようにしています。
「欲しい」と言ったタイミングですぐ買うわけではなくて、「モノの整理」という観点で目標を設定して、それが達成できたら本人が好きな気にいった机を買うようにしています。
なぜかというと、入学に合わせてただ買い与えた机だと、本人も「与えられた」モノということで、そんなに大切にしないし、ありがたみも分からない。
でも「欲しい」と自分で思ったタイミングでもらった方が嬉しいし、その時に頑張って手に入れたものであれば本当に大切にしてくれるのではないか、と思うからです。
最近、娘が
「ランドセルと同じ色の机が欲しい」
とぽつりいいました。
以前ちらっと机を見に行っていて、そのことをずっと覚えていたようです。
正直、上の子と同じで3年生くらいまで机はいいかな、と思っていた矢先だったのでびっくりしました。
子供の「欲しい」というタイミングは見逃したくないので、机は買ってあげるけど、そのためのモノの整理の観点から目標を伝えました。
お姉さんの机が欲しいなら、モノの持ち方のお姉さんに変身する必要があるんだよ。
今持っている大切な作品は、半分の量に。
おもちゃは棚に入るまでにすること。
これができたら、お姉さんの机をちゃんと買うよ。
しばらく娘も考え込んでました。
工作も好きだし、お絵描きも好きだし、手間がかかった作品ほど手放すことができなくて、整理は辛い時間。
いつも親子でやっていても普通に半日かかる、という感じ。
そんな状況だけれど娘の答えは
「……大変だけど頑張るから、買って欲しい」
でした。
欲しいモノが決まるとブレない性格ということもあって、本当に心から欲しいんだな、というのが伝わる答えでした。
それから、親子でお姉さんの机を手に入れるための片付けを少しずつしています。
いつもはここまでの量を処分するのに、2時間かかるほどなのに、なんと30分。
いつもは「全部いる」と決断することから逃げがちなのに。
「これは、すぐに作れるからありがとうする」
「これは小さいころの作品だからありがとうする」
「これは絶対に捨てない!」
私が誘導するわけではなく、全部自分が子供なりにしっかり判断して進めていました。
30分が限界。
「もう疲れたから、ちゃんとやるからもうやめよう」
ちゃんと継続することを自分から約束して作業を終了しました。
……いい子過ぎる……。
いい子過ぎて、ちょっと心配になるくらいスムーズでした。
今まで部屋が片付かなくて、私が「整理しようね」と声掛けしてもやる気もおこらず、また何かを捨てなきゃいけない、とネガティブだった娘がみていても気持ちがいいくらい、自分でモノの整理する姿にびっくり。
当たり前なことだけど、気づかなかったなあって、
大人でも片付けをだれかに指示されてやるなんて、やる気でないし、嫌で仕方ないですよね……。
子供もそうなんだなって。
でも自分が何か、叶えたい目標があるとこんなに主体的に意欲的に取り組めるんだ、と気づくことができました。
時間はかかるかもしれませんが、モノの整理ができて手に入れた机はきっとものすごくうれしくて、大切にしてくれるのではないかな、と思います。
応援しているよ、頑張ってね。
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