バレたくないこと

 これから、コツコツと、すこしずつでも、

ここに、自分のことを書いていくにあたって、


私がしたいことは、

「バレたくないことを、先にばらしてしまう」ということだと思い、

なるべく隠しておきたくて、バレたくないことを、まずかいてしまおうと思います。


これは、ただただ、自分のためです。


本当のことだけを、書きたいし、

もう、どんどん軽くなっていきたいのです。


この場所でだけでも。



でも、「バレたくないと思っていること」は何だろう?と思ったけれど、

すでに、書いてしまっていることも多いです。



不潔が好きだということも、盗み癖があったことも、統合失調症で入院歴があることも、

隠しておきたかったけれど、

もう、書いてしまった。



今日は、「性欲」について、書いてみたい。

これは、「バレたくないこと」で、今まで触れてこなかったことなので。


まず、

「私には性欲があります」

これが、「バレたくないこと」なんですね。

「ある」のに。


すごく隠したい。恥ずかしい。

「ある」のに。



こう、 俯瞰で見るとね、性欲ってあるのが当然だし、当たり前だよね。

人間だもん、生き物だもん。

気持ちよく子どもつくったしね。

俯瞰でみれば、女性の性欲って、なんていうか、美しい、とすら思うのね。素敵じゃない?なんか、生き物、っていう感じがして。



でも、私自身に置き換えると、もう、「性欲がある」っていうことは、気づかれちゃダメなことって思うの。



小学5・6年生くらいの時だとおもうけど、

性に興味が出始めたくらいのときに、父親がいつも買っている週刊誌に、そういう漫画が載っていて、いつも、親がいないときに、こっそり見てて、

あと、父親のアダルトビデオも、家で一人でいるときに、こっそり見てたりしたのね。


それで、あるとき、それが、両親と姉に見つかってしまって、

その時に、父親は、ニヤニヤして私を見て、何も言わず、

母親と姉は、心の底から軽蔑するような顔で、私を見て、何も言わず。


「やばいやばいやばいやばいやばいやばい」と、

心の中で「やばい」が連呼され続け、

そして、

私は「おわった」と思った。


もう、私は家族の中で、取り返しのつかない位置に落ちてしまった、と感じたのね。

それはもう、その時の私にとっては、本当に致命的なことでした。


あぁ、あの時のわたし、、、ハグしてあげたい。




「性欲」について考えるとき、私にはいつもこの思い出が、ありありと蘇って、あの時に「おわった」と感じたその感情が、蘇ってくるのです。

激しい罪悪感とともに。


そして、「性欲があること」は罪だから、ぜったいに、バレてはいけないことだと、もう、それはもう、強く強く、体にインプットされて、

私の意思に関わらず、自動的に隠すように、設定されたわけですね。


そうするともう、「性欲がある」ことが罪だから、常に私は、罪とともにあることになり、苦しいわけです。

パートナーに対して、「こうしてほしい」とか自分からは、基本言えないわけです。いろいろしてほしいことはあるのに笑。



でもね、統合失調症の症状が出てるときは、

自動ロックが外れているから、何でも言えちゃう、できちゃう状態になるんです。

ほら、全部の蓋が開いちゃうから。

良いことと悪いことの区別とか、全然なくなるから。

ある意味、解放ですよね。

自分も周りも、くたくたになるけれど、

妄想や幻聴は、ネガティブな事件をたくさん引き起こすけれど、

本能も一緒に、洪水のように出てこれるわけです。


もちろん、その真っただ中にいるときは、こんなふうに客観的に見ることはできませんが。


それでも、うん。



今は、鬱や統合失調症と、それなりに、いいお付き合いができているから、


当時の激しい症状の時のことも、あれはあれで、必要なことだったのだと、感じられます。



そして今、このことを書けるようになったことは、だいぶ客観的にみれるようになった証拠です。

もう、以前ほど、その時の感情に飲み込まれないし、苦しくないものね。


だから、うれしい。



これからのことも、なーーーーんにもわからない。

なんの予定もないです。



でも、このままで、心の自由を感じていきたい。

もっともっと、自分の心の中のジャッジをなくして、ラクに生きていきたいと思うのです。



読んでくれて、ありがとうございました。










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