心の満たし方に気付いた2023年
「2023年はどんな一年でしたか?」と聞かれたら、
「心からやりたいことをやったり、日常から心が躍ることを発見していくと、心が満たされ、日常が楽しくなると気づいた一年でした」
と答えるだろう。
・心からやりたいことをすると、心が満たされる
・どんなに小粒でもいいので、日々何か発見や気づきがあると楽しい
という気付きをどのように得たのかを、
2023年の振り返りに添えて記そうと思う。
そんなお話。
" DIVE "を掲げ、潜り、泳いだ
毎年「今年は素晴らしい一年にするぞ!」
と意気込んでは、気付いたら3ヶ月、半年、1年と過ぎてしまう。
それが、私のこれまでの23年間だった。
しかし、2023年は
「今年のテーマを” POWER ”にしようと思う。」
というある先輩との会話をきっかけに、
せっかくなら自分もテーマを決めて一年間生活してみようと思い、" DIVE "というテーマと、年間目標を決めて生活した一年だった。
実際にこの1年間で伊坂幸太郎の長編作品を29冊、
短編小説を13冊読んでみたり、
noteを13冊書いてみたり、
4ヶ月間ほぼ毎日走って友人と5kmのマラソン大会に出てみたり、
5ヶ月間1日か2日に一度4コマ漫画を描いてみたり、
2月に沖縄、7月に石垣島、9月に奄美大島に行き、
計7回ほどシュノーケリングをしてみたり。
" DIVE "から派生した目標を達成したり、しなかったりであったが、
まさに"やりたいことをやる"という、自分が知らない海に潜り、泳ぐ過程で大切なことに気づく瞬間が多かった。
そんなとても有難い一年だった。
心を満たす「興味を持ち、やってみて、気づく」
" DIVE "を掲げて行動する日々で、徐々に気付いたことは
「自分の心の満たし方」
「日々ワクワクしながら生活すること」
だったのではないか、と思う。
上の学びを流れで整理すると、以下の①〜③になる。
つまり、①興味を持って ②やってみたことで
どれほど③何かに気付き、学び、感じることができたか、
という " 気づき、感じたことや感情 " そのものが、
日々をワクワクと楽しみ、心を満たしていく上で大切だと感じたのだ。
①何かに興味を持つ ②やってみる
「心からやりたいことをする」とは
①興味を持ち ②やってみる ということである。
①②の「心からやりたいことをする」と
③の気づき、感じることが増えるので、
「心からやりたいことをやると満たされるよね」ということだ。
とてもシンプル。
しかし、私は少し前まで
” やるべきだと勝手に思い込んだこと ”を
” やりたいと思うこと ”よりも随分と優先し、
その結果、
「心からやりたいこと」が何か分からなくなり
(=①何に興味を持てば良いか分からない)、
興味はあるが行動に移すことが億劫になった
(=②行動に移せない)という経験が何度もある。
だからこそ、胸を張って言いたい。
見たい景色は見に行ってみるといいし、
学びたいことは学んでみるといいし、
作りたいものは作ってみるといいし、
会いたい人には会ってみるといい。
「やりたいと思ったらやってみよう」と。
③そこから何かを気づく・感じる
2023年は、好きな小説家である伊坂幸太郎の小説を心ゆくまで読めて、様々な世界に身を置け、ユニークな登場人物、素敵なフレーズを知れたり、
石垣島や沖縄、奄美大島の海で潜って魚たちと泳いだりと、
心からやりたいことをした時に「楽しい!」と心が動いて、心が満たされたと感じられた。
心からやりたいことをやってみると、心が動く。
心が動くことが、楽しさや満たされた感覚に繋がる。
当たり前だから、誰かが教えてくれることではないが、大切な気づきだ。
とはいえ、日常は自分の好きなことばかりできるとは限らない。
そんな日々では、思いきり①②をすっ飛ばして
「日常の小さなことに気づき、心を動かしていく」
ことこそが、心を満たす秘訣なのではないかと思う。
2023年に5ヶ月間描き続けた4コマ漫画は、一日の中で” クスッと笑えたこと ”” ほっこりしたこと ”を漫画にするというルールで描いており、その日々と過去の4コマ漫画から学んだことなのだが、
" 一見ありふれた日常の中に潜む、面白いこと・ほっこりすることを自ら見つけて記憶に留めていくと、
例え1日の中で嫌なことがあったとしても、
その1日は良い1日だと思える" のだと分かった。
だから、なるべくやりたいことをやって心を動かし、満たすと良いし、
やりたいことがなかなかできない日々でも、日常に潜む、面白いことやほっこりすることを見つけて心を動かすと良いのだと思う。
さいごに
こうして言葉にしてみると、宝石を見つけたのかと錯覚したような自身の気付きが「実は石でした」と種明かしされたような、そんな平たさを感じていたりもするが、
それでも、これまで挑戦してこなかった " やりたいことをやる " ということを貫き、行動し、気付いた自分に拍手を送りたいし、たとえ石でも気づいたことに意味があるのだから愛でたい。
また、「やりたいと思ったらやってみよう」と再三言っているが、実際は家族や友人など腹を割って話せる周りの人たちのおかげで充実感が増しているとも強く感じたので、
2024年以降はより大切な人たちを大切にしていきたい。
そしてもう一つ。
幸せな状態を渇望し、心の満たし方がわからず
常にもがき苦しんでいた大学生の頃の自分に伝えたい。
「今は、なんだか毎日が楽しいよ。」と。
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