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ぶっくめも 2022年下半期

気づけばもう2023年。

2022年は、本と対話をすることの面白さに再び気づいた年だったので、下半期に出会った本を感想と共に書き残しておく。
(★は個人的なお気に入りの目安ですので、お気になさらず)


★★★☆☆
テクノロジーを武器にしていく働き方の魅力が感じられて、自分の今後の働き方の参考にしようと思えた一冊。
課題解決の進め方は、大きく分けて①データがあるならデータを元に仮説を立て、②データがないなら置かれている状況を元に仮説を立てるという2パターンだと整理できたので、今後はデータを適切に扱う力と仮説を適切に立てる力を立てたい所存。


★★★☆☆
ビジネスやキャリアを考える上で外せないのが、"これからの時代は何が求められるのか?"という未来予測。
この未来予測を行うためには、常日頃"私たちは何を求めているのか?"という、身近なニーズに気づくこと(=マーケット感覚)だと学んだ。
キャリアを見据えたスキルアップを行う際に、再読しよう。


★★★★★
課題を構造化する際に、切り口の設定が上手くできないな〜と感じていたモヤモヤを解決してくれた一冊。
切り口の設定が上手くできるまで、何度でも読もう。


★☆☆☆☆
今の自分には、必要なかったみたい。


★★★☆☆

主人公が記憶を取り戻すまでの展開が好きだった。
基本的に自問自答スタイルで話が進むので、読んでいる自分も宇宙にいるかのような静けさを感じた。
物理が苦手な自分にはちょっと難しい内容だったかも?


★★★★★
2-3日に1冊読み切るペースで読んだ位、2022年で1番ハマった小説。
「百年法」のような非現実さと現実さの両面を持ち、伊坂幸太郎の作品のような鮮やかな伏線回収の嵐が気持ちよかった。
現実から一時的に離れたい時は、また読もう。


★★★☆☆
時系列で西洋哲学者の考えが知れて面白かった。
特に、他人論

他者に真理を問いかけることで私たち人間は新しい可能性を創造し続けられるから、本来うまくいかないはずの私と他者の関係(対話)を成り立たせる原動力は、"真理(ホントウ)を求める熱い想い"にあるんだよ

by レヴィナス

は、これからも知的な議論を楽しもうと思えるきっかけになった。

📕 📗 📘 📙

読書記録をつけてみての気づき

①注力して読みたい本のジャンルが明確になった

【読みたいジャンル】
・自己啓発:思考力・課題解決力の概念について書かれている本
・小説:伊坂幸太郎さんの作品をはじめとした、伏線回収オンパレードの本
・哲学:飲茶さんの本のような、とても分かりやすく哲学が書かれている本

【そんなに読まなくていいかもジャンル】
・自己啓発:実務上のテクニックが書かれている本

②読んだ時に考えたこと・感じたことは、驚くほどにすぐに忘れてしまう

今後は、少しでも記憶に残しておきたい本があったら、
読んでいる途中or読み終わった瞬間に一言メモする癖をつけよう。

📕 📗 📘 📙

今年も日々、本との対話を楽しんでいこうと思う。

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