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幸せな裏方

さぼっていた自著紹介を、ひさびさに再開します。

「幸せな裏方」は新潮社から出ました。ぼくが今までにやってきた仕事のコラム集です。元々はWeb連載していたもの。連載のキッカケは、
「これまでに経験してきたことは、『ラジオな日々』『ラジオにもほどがある』に書いて来た。でも、どっちも物語の形で書いているので、流れの中に入れにくいエピソードがいっぱいある」
というぼくの言葉に、
「じゃ、それを書いてください」
ということで始まりました。

連載時は、毎週あれこれ思い出すまま書いてきました。でもまとめるにあたって、編集者が章立てを考えてくれました。こういうのは自分でやるとよくわからなくなるので、他人がやった方がいいのですよね。
おかげで、自分でも無意識だった思考とか行動のパターンやこだわりが見えてきて、面白かったなあ。さすが編集者!
この前、TBSラジオの爆笑問題の番組に出て話した内容は、この本の中の話題が多かったのです。

新潮社というのは出版界でも、校閲の厳しさ、装幀を内部で行う…などの点で有名ですが、元来ヤジウマのぼくは「こりゃいい機会だわい」とキョーミシンシンで新潮社内部の校閲の方や装幀の方に会いに行き、内部をいろいろ見せてもらいました。社員食堂でごはんもご馳走してもらいました。面白かったあ!

もうコラム連載は終わりましたが、連載時の三分の一くらいが、ここに入っています。

お読みいただき、ありがとうございます。本にまとまらないアレコレを書いています。サポートしていただければ励みになるし、たぶん調子に乗って色々書くと思います! よろしくお願いします。