「打ち・会」優先度ランキング

最近でこそスマホのスケジュールメモを併用するようになったけど、私はずっと手書きのスケジュール帳を使ってきた。
実はこの仕事を始めてからのスケジュール帳をすべて保存している。

「いつ」「どこで」「誰と会った」かの記録が残るわけで、いわば簡単な日記帳のようなもの。私が過去の番組やイベントや出版の話、誰と会ったかのエピソードをいろいろエッセイに書けるのは、実はこのスケジュール帳のおかげなのだ。
だから現在も、スマホと併用して手書きを続けている。

基本誰かに見せるものじゃないので、人名とか場所は自分にわかるように略して書いている。内容もそうだ。その中に「打ち」とか「会」という文字がある。「打合せ」と「会議」だ。
数人が集まって話し合うという内容は似たようなものだが、自分の中では明確に「これは打合わせ」「こういうのは会議」という線引きがある。名目上はたいてい「会議」でたまに「打合せ」だが、それとは別の判断でスケジュール帳では勝手に「打ち」か「会」に書き分けているのだ。

ちなみに、ビジネス用語としてはどう定義されているか?
【会議】…重要な課題を決定する場。決裁権のある人が参加。
【打合せ】…相談や情報共有する場。比較的少人数。
ということのようだ。それはまあ、わかる。
そしてたいていの場合、
【重要度は会議の方が上】とある。
大変申し訳ないが、私は内心「そうだろうか?」と思っているのだ。

ここから先は

1,176字

¥ 150

お読みいただき、ありがとうございます。本にまとまらないアレコレを書いています。サポートしていただければ励みになるし、たぶん調子に乗って色々書くと思います! よろしくお願いします。