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数十年越しに気づいた親子間での『思い込み』

みなさん、こんにちは。
合同会社Free Birdの山田沙耶です。

今日は、最近母親との間で明らかになったことをお話しします。

私は毎月1回、必ず母と2人でランチに行きます。その際、昔話な花を咲かせることや、お互い今ハマってることなどたくさんのことを共有します。

昔はそこまで仲良くなかった母ですが、社会人になるにつれ姉妹のように仲良くなってきました。

毎回、ランチの場所も行きたいところをお互い送り合いながら決めています。
最近では、とうとう母がInstagramから転送してくるようになりました。笑
なんだかどんどん若返ってきているように感じます。

さて、今日お話したかったことは、
《親子間での思い込み》です。

ある日、ランチに行っているとき母が私に『ずーっとあんたに悪いなぁと思っていたことがある』と話してきたことがありました。

それは、私が小学校低学年の時。
うちは両親共働きだったため、昔から朝は家族全員がバタバタでした。
そんなある日、母親が急いで仕事に出かけた日に、私が学校に遅刻をして行ったそうです。
遅刻したことに対して、当時の担任の先生が私に激怒し、廊下に立たされた経験があるそうです。
母は、このときのエピソードを話しながら涙していました。『私が仕事に夢中になっていたから、あんたに寂しい思いをさせた』『あの日、ちゃんと見送っていたらあれだけ怒られなかったのに悔しい』と。
いつもは強気の母が、涙しながら語る姿に少し驚きました。

ただ、一番の驚きは、私が全くその時のことを覚えていないことでした。
母に全く覚えていないことを伝えると、『えー?!覚えてないの?!よかったー!!!』と、ほっとしたような様子でした。

母は、私が担任の先生に怒られたことを自分のせいだと数十年思い込んでいたそうです。

こうして、母の思い込みだったことが数十年越しに明らかになりました。

こんなふうに、親子間でも勝手な思い込みや勘違いをたくさんしているんだろうなと気づくことができました。

私は、母との間で誤解していることがまだまだあるんだろうなと感じています。
身近な人であればあるほど、多いのではないでしょうか。

こうしてコミュニケーションを取ることで、勘違いや誤解を解消できると実感しました。
なんちゃない話しをしながら、過去に抱いたモヤモヤを取り除いていくことも親孝行の1つなのかもしれませんね。

私もいつか母親という立場になるとき、母が感じていることを味わうんだろうなと思います。
その時は存分に母に力を借りようと思います。

それでは、また!

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