喘息治療レポート~検査~

アレルギー性鼻炎の手術以来、久々にレポートを書きます。
いかがお過ごしでしょうか、さあやです。

今回は喘息です。

※前置きが長くなってしまいました。「お待たせしました本題です。」という文章を探していただくとそこから検査のこととか書いてあります。
 お時間ある方は前置きも読んでくださるとうれしいです!

さあやは小児喘息でした。
小さい頃から呼吸器が弱く、梅雨時期や季節の変わり目に顕著に症状が出て、夜間診療へ親に担がれて行くことがしょっちゅうでした。

気がつけば小学生、中学生は症状が出ることなく過ごせていました。
恐らくですが、ほぼ毎日と言っていいほどスイミングスクールに通っていたおかげで呼吸器が強くなったんだと思います。
スイミングスクールを辞めて高校生になり、人生初のアルバイトを始めました。飲食店のフロアです。
担当は喫煙席エリアでした。
呼吸器を鍛える運動を辞め、アルバイトというのはこんなにもストレスがかかるものなのかと実感しながら過ごしていると、少しずつ喘息の症状が出てくるようになりました。
これはまずいとかかりつけの内科へ通い、呼吸音が異常であると診断を受け、最初は気管支拡張のシールを処方してもらったが、効いていたのは最初だけでそのうち効かなくなりました。あと、皮膚が痒くなって耐えられなかった。
そこで今度はメプチンエアーという吸入を使うことになりました。これも最初だけ効いているのかなと思う程度のものでした。
なかなかよくならないため、今は販売中止となっていますが、インタールエアロゾルという吸入で続けてみようと言われ、使いました。それも効いてるのか定かでないようなものでした。
またいつか書こうとは思うのですが、このインタールエアロゾルの成分が私にはNGだったようで2歳の時に起こした発作が再発するきっかけの1つとなりました。

ただ、それ以降喘息の治療を進めると持病の発作が起きてしまうのではないかと怖くなり、喘息治療に消極的になり通うのやめてしまいました。

その後も喘息症状は出るが大人しくしてればおさまるし、生活もできるしとほったらかしました。

そして何年か経ったころ、歌を歌うのが楽しくなり毎日ヒトカラに通う趣味ができました。
喫煙部屋から流れてくるタバコの煙、たくさん息を吸ったり吐いたりすることでゼロゼロして思うように歌えない壁にぶち当たりました。
やっぱり喘息治療はしなければならないと思い、近所の内科へ行きました。
この時には引っ越しをしてしまい、以前の病院へ通えなくなってしまいましたが、そこの先生は呼吸器系が専門分野だと知っていたので行くことを決めました。
そこで言われたのは
「心音を聴いても呼吸音に異常はみられないです。」
「レントゲンも特に何も映ってなく、全体的に綺麗です。」
診断は問題ないとされたが、本人がそう言った症状があるということは喘息なのだろう、過去にも喘息と診断されているのならという曖昧な結果でアドエアというステロイド系の吸入薬を処方されました。
これは続けないと余計に酷くなる薬だから続けるようにと言われ、これ以上酷くなるのはゴメンだと続けましたが

何も変わりませんでした。

確かに少しは呼吸しやすくなったけど、やっぱりゼロゼロするし、改善されている見込みがないためお金を払って薬、病院へ通い続ける意味がわからなくなり自分でやめてしまいました。

そこから今まで自分のできる範囲ですごしてきました。
冷たい飲み物や空気を吸うと気管支が狭くなり呼吸がしづらくなるなどがあっても仕方ないと諦めて我慢してきました。

ところが昨年にアレルギー性鼻炎のために鼻中隔彎曲症と後鼻神経ブロックの手術を受けたことにより、息の通りが良くなったためますます喘息がひどくなりました。

酷い時は歩くだけでゼロゼロすることもあり、本当にまずいかもしれないと近所の内科へ行きました。
喘息の所見が見られないと言った内科とは別のところです。
そこも呼吸器が専門分野というのを知っていたので行きましたが
やはり昔から喘息を患っているのと言うのがあるだけできちんと見ようとしてくれませんでした。
心音を聴いても呼吸器の異常音は聴こえないと言われました。こんなに自分でゼロゼロ言ってるのが聞こえて苦しいのに。
結局、アドエアを使っていたという話をして、アドエアの処方となりました。
頑張って使いましたが多少楽になるだけでやっぱり効果てきめんとは言い難い。
私の使い方が悪いのかと思ったこともありました。

そして変わらない現実に嫌気が差し、辞めてしまいました。
だけどどうにかしてここから抜け出したい気持ちはあり、いい病院はないかとネットでひたすら探す日々でした。

そして転機が訪れました。&お待たせしました本題です。

最近職場が変わり、近くに良い医者はないかと安易に職場で「近くの 呼吸器内科」で検索しました。(笑)

Googleマップの口コミに全員が良い評価を書いていてびっくりしました。
そこには「お金はかかるがしっかり検査してくれる」といったことが必ず書いてあり、私は自分が喘息であることは認識しているのでどれくらいひどいのかを知りたい。
ちょうどいいじゃないかとすぐに予約しました。

個人経営の小さな病院でした。

また「音は問題ないです」と言われてしまうのだろうかと思いましたが
「あー、これはひどいね。」と異音を先生が認めました。
常に私の気管支はむくんでいる状態であると先生はいいました。
とにかく喘息の原因を調べてちゃんと治療していきましょう。ということで
採血、レントゲン、肺活量検査。結果8000円かかりましたが、私にとっては「喘息である」ということを認識され、どういうことをしていけば良いのか具体的に指針してくれただけでとても満足でした。
今回の検査結果は以下でした。

<血液検査>
 ウィルス性による咳も入っていないかを確認しました結果数値は「0」でした。喘息による咳ということが判明。だからといって電車の中で平気でげほげほ咳はしません。こんなご時世というのもあるけれど、マナー的にね。
 後日アレルギー検査の結果も出るようです。
<肺活量検査>
 気管支がむくんでいることが判明問題ない状態を100%とするなら私は75%くらいでした。空気の通りが狭い。
 そのおかげで肺年齢は実年齢の+15歳という結果になりました。
<レントゲン>
 背骨は綺麗。結核の症状もない。肺も綺麗。ただし喘息の所見として呑気症というものがあって、それに該当すると言われました。呑気症は初めて聞く言葉でした。肺に空気を溜めこんでしまう症状だそうです。これも治るんだとか。

そして日記帳を渡され、毎日の症状を記載するようにと宿題を渡されました。
「見本で書いてる人は暇ちだから書いてるけど全部書かなくていいから」

…暇ち…( ^ω^)

あと、息がどれだけ吐けるかを測る器具ももらいました。初回だけプレゼントしているんだと先生は言っていました。
私にはそういいながらも診察代に入っているんだろうと勝手に疑っています。(笑)

そして、今回はフルティフォームという新しい種類の吸入器と私はアレルギーを抱えているので、アレルギーを抑える薬を処方されました。
吸入器を使うのはコツがいると先生が実演してくれたのでとってもわかりやすかったです。
「ちゃんと使えてると気持ちよくなる」という下手すると違う意味に聞こえてくる言い方をしたのは笑えた。

しばらく頑張ろうと思います!

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