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梨泰院クラスから始めるパク・ソジュン出演ドラマ、お勧めチャート

おはようございます。
今回は今までの記事の中でも群を抜いてオタクっぽいことをオタクっぽく語ります。嫌いな方はここでブラウザを閉じてください。あ、パク・ソジュン今さら?みたいな方も。はい!さようなら。

なにそれ、つまり韓流アイドル好きなんでしょ?いやいやいや、顔ファンみたいだけどそれは事実だけど今日はパク・ソジュンの演技とコンテキストはすごく良いんだぞ、ということを書き残したい。(氏はアイドルではなく専業の俳優である。1988年生まれのオーバー30の働き盛りであることも申し添えたい)
インターネッツでは話題のベンチャー的成功物語×韓国ドラマの復習劇×恋愛で人の失敗に優しいドラマこと「梨泰院クラス」。コロナ禍の2020年GWに一気に見て、主人公のパク・セロイを演じた氏にだだハマりした。今年1月に映画パラサイトを見ていたこともあり、パラサイトであの害悪でしかない他人ヅラした大学生と同じ俳優さんという興味から、過去作を見てしまったのだ。

もうみんなもパク・ソジュンの練られた演技にはまってしまえばいいと思う。

ということで、ここのところ見まくったパク・ソジュン氏が出演するドラマのリコメンドチャートを先月作りました。Twitterで流したんですが、流れていってしまうため、再掲します。誰の為でもないのだが自分でも探し出せなくなるので・・・

梨泰院クラスでパク・ソジュンにハマった人が2ヶ月で見た主演ドラマと映画を勧めるYes/Noチャート

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もちろんチャート内にもコメントを書いていますが、溢れ出る感想を止められないのでここにも書いておきます。うざい、自分。しょうがない、オタクだもの。自分内ランキング。


1)「キルミー・ヒールミー」

パク・ソジュンは主人公(女性の方)の双子の弟という設定で、主人公ではないんですが、重要な役どころで、コミカルからシリアスまでの幅がとても良いです。主人公(男性の方)は多重人格という設定で、その中の女子高生人格に迫られるシーンがべらぼうに完成度たかいです。主人公カップルと並んでベストカップル賞をその年受賞しているほど(笑)

オ・リオン〜!!!!!


受賞の模様。「あれは演技で・・・」みたいに頑なな感じの氏も大変良い。

2)「キム秘書はいったい、なぜ?」

同名のオンライン漫画(ウェブトゥーン)をドラマ化した作品。財閥の御曹司で超頭が良くてスタイルもセンスもいいオレ様副社長と秘書の恋愛話。もうこれだけでダメな人はダメだろうが、漫画の表現に出来るだけ近づけたという演技がすごく良い。とにかく漫画っぽい展開が漫画っぽい演技によって行われているのだが、主人公二人のスタイルもイラストを用いた表現に代表されるようなちょっと思い切った演出もその違和感を作品に昇華させている。配信はU-NEXTのみなのでそこまで気軽には勧められないが顔ファンには絶対にオススメしたい1本。演技としても見ては欲しいけど演技として見るにはちょっと少女漫画すぎる。


3)「ミッドナイト・ランナー」(映画)

今クール、中島健人・平野紫耀で日テレドラマ化されている「未満警察」の元ネタです。ケンティーがめがねのカン・ハヌルで平野くんがパクソジュン役だがかなり役柄が脚色されているので別物だと思った方が良い。
警察学校の同級生の二人が事件を追う、爽やか熱血友情アクション。題材としては、近年韓国で何度も問題にされている人身売買系搾取問題で、結構重い話なのだが、うまく脚本が練られており、演出もそこまでエグくないので後味としては悪くない。



4)「花郎」

腐った方面の方はこれから見てください。摂政を行う王の母が国中からイケメンを集めて同部屋に詰め込む話。ワイヤーアクションと刀剣試合が盛りだくさんで、肉体派の作品だと思う。
時代劇なので苦手かも、と思って最初避けていたのだが、かなり大胆に現代アレンジが加えられており、日本の大河ドラマのような時代考証がどうのと言う感じではない。(もちろんその要素はあるのだろうけど、すみません新羅のカルチャーは全然知らなかった)


5)「サム、マイウェイー恋の一発逆転!ー」

ラブコメ俳優パク・ソジュンを決定づけた作品、らしい。主人公とのやりとりがはちゃめちゃに可愛い。演技が練りに練られ始めた作品とお見受けした。しのごのいう前にまあ映像を見てくれ。




「ドリームハイ2」

作品も演技もランク外だが俳優パク・ソジュンの成長を味わいたい人には絶対に薦めたい。初々しいパク・ソジュンが見られる。完璧なコミカル演技のJ.Y.Parkも見られる。ペ・ヨンジュンとJYPの共同プロデュース作の第二弾。出演時間はそんなに長くないのでごめんなさいぶっちゃけかなり早送って完走しました。(韓ドラファンは「完走」って言いがちだけど一気にたくさん見てみて全話見切るのはまさに「完走」だと思ったので秀逸な表現)


ところでジャニオタの皆さんにだけわかる話をしますが私はジャニーズで好きなのは二宮・加藤・佐久間・猪狩なんです。パクソジュン氏がここに並ぶ理由、あるんですよ。「ある意味、不器用そう」なんです。努力する才能を持っている、とも言える。ドリハイ2をオススメするのは本当にここの理由で、数年で飛躍的に演技力が伸びてるし、顔つきも全然違う。それは2015年の「キルミー・ヒールミー」と2020年の「梨泰院クラス」を比べても全然違うのです。自分の現在の位置を客観的に把握し、自分にできること、しがみつくべきことに注力して努力して努力して最終パッケージを職人のごとく仕上げるという要素は自分にとって大きかったんだろうな、と思います。あとは花郎の番宣で「1泊2日」というバラエティに出演して不器用大爆発する姿もコンテキストオタクとしてはオススメしたいけどこれはオフィシャル映像をどう漁ったらいいのかわからないです。彼はアイドルではないから、こういったコンテキストで判断するのは申し訳なさもありますが。なにを言っても基本、演技の作り込みはすごいです。


それにしても半年前にパラサイト見た時にはこんなにあのお兄ちゃんにハマるとは微塵も考えなかったよ。もうハングルが読めるようになっちゃったよ、おそるべし。

パラサイトの出演シーンは大体このヴァニティフェアの監督&主演解説動画に出ている。仕掛けのネタバレはしてないので存分にどうぞ。


※「彼女はキレイだった」も氏の演技を堪能できるし面白い作品なのですが、私の中の"キレイ警察"がどうしても許しません。幼少期も「ビフォー」も「アフター」も可愛いと思うんですよねえ。そこの表現が受け付けない。

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