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韓国語学習6ヶ月目・語学堂オンライン冬季講習①申込

「語学堂」に行ってみたかった

韓国語学習をしていると、「語学堂」という単語によく出会います。なんとなくドイツ語でいうとゲーテ・インスティチュート、フランス語でいうとアテネ・フランセ、中国語でいうと孔子学院のようなイメージですが韓国語のの場合は韓国国内に存在し、各大学に付属した語学学校のことで留学生ビザが出ることが特徴のようです。つまり大学付属語学学校にビザありで長期留学できる制度、となります。大抵社会人でtopik6級とりました!みたいな方も数週間から数年、通われた経験があるようにお見受けします。語学堂に仕事をやめて勉強しにいくのが韓国語学習の頂点・・・というイメージがだんだん出来てきました。

オンライン制度ができつつある

常時かなりの数の生徒をかかえる学校なのですから、大学の大きな収入源であることは間違いありません。ということはオフラインでの渡航が難しくなっている今、オンラインが絶対にあるはずだ!という確信を持って講座を探しはじめました。探しはじめたのが2020年11月後半も後半。
日本語の口コミを中心に探し始めると、梨花大学などがオンラインで実施していることがわかりました。適当に「語学 冬季講習 韓国 大学」などで検索をいくつもかけて、オンライン講座がいろんなところで行われていることを確認しました。さあ、どう選ぼう?

民間か?大学付属の語学学校か?

語学留学というのは、基本的に下記の選択肢があります。

A-1)公立大学の語学学校
A-2)私立大学の語学学校
B-1)民間の語学学校

国によって公立・私立の扱いが結構違うので、ポイントになることが多いのですが韓国は大学の公立・私立にあまり差分がなさそうなのでこの場合はどっちでもいい。それよりは語学教育にどれくらい力を入れているかで語学学校の授業形態が違うようでした。語学堂の場合はプレゼン重視かどうか、トゥミ制度(大学生のチューター制度)があるかどうかなどがポイントのようです。Bの民間はもちろんいろんな幅がああり、柔軟性も高い。しかも語学堂より私がみた限りでは安そうでした。1対1のクラスはBしかないですね。しかし今回私が体験したかったのは「クラス制で進む語学講座」だったので大学を選びました。民間の語学学校だったら、日本で通うのも大差なさそうと思ったのもひとつです。

日本のエージェントから申し込む

大学のウェブサイトかから申し込むのももちろんできるのですが面倒。書類提出とか絶対面倒!と思い、手数料が1万円くらいかかるけどまあいいや!経験だ!ということで、そうして問合せを開始したのが11月27日。
エージェントを使う利点は以下だと思います。

・右も左も分からなくても日本人(語のわかる担当者)のサポートで申し込める
・講座中なにかあったら相談できる
・両替して国際送金しなくてすむ

一方で、デメリットはこちらです。

・手数料がかかる
・取り扱いのある講座しか申込めない

古い記憶の話ですが、大学生のときは大学生協の旅行窓口でこういうものは申し込んでいました。今回は新聞社系の旅行代理店の留学を扱う窓口で申し込むことにしました。12/28,29,30,31,1/2の5日間の集中講座、朝9時から13時の4コマ授業で最後の1日は文化講座というものです。

結局選んだのはキョンヒ大学校。

https://www.khu.ac.kr/

都合のつく日程と初心者クラスのオンライン開講があるという条件でもう選択肢はここしかなかったです。ミーハーなのでSKY(Seul,Koryo,Yonsei)のどこかがいいなあなどと思っていたのですがキョンヒ大学校も私立の中ではかなり国際系に力を入れている難関大学です。


それにしても滞在の手配がない語学留学というのはなんて簡単なんだろう!というのが感想です。過去にヨーロッパで数ヶ月語学学校に通ったり、フィリピンで1ヶ月集中英語講座を受けたり、アメリカでホームステイしたりしたことがありますが、滞在環境が自分にとってよいか悪いかは学校が始まるまで分からないみたいなところがあるのでこれはなかなか衝撃でした。

オンライン面接

レベルチェックのために、大学の担当者と面接があります。最初の連絡はe-mailでしたが、LINEアカウントを教えてもらってすぐにそちらでの連絡に切り替わりました。日本語の堪能な方です。このいろんな手配がものすごく素早くて、最初から韓国の「빨리빨리文化」(パルリパルリ文化、せっかちな)をよい意味で感じました。

トゥミ制度を断る

キョンヒの語学講座には、大学生が1対1でチューターのようについてくれる制度があり、オンラインでもそれは存在するそうなのですが年末忙しくて余裕がなかったので断りました。チューターといっても、外国語に興味がある人から単位のためにとにかくとっている、という状態の人まで様々だときいています。外国語に触れる機会なのですから積極的に関わるべきだとは思いましたが、そこは社会人の語学学習ということで無理しないことにしました。無理はしない!続けることのほうが大切!

②クラスの様子につづきます。


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