MUPウサギ🐇LIVE　BAR．6/11🐇【脳科学マーケティング】

♦今回は脳科学を中心に、マーケティングを考えよう！♦

と言うことです。

始める前に、ちょっと自分の行動を振り返ってみましょう。

旅行に行ったとき、ついつい買ってしまって、あとから箪笥の奥から出てきた。何てことありませんか？

・・・！？それってまるで、私の事！！

ここ限定商品だし、今買わなきゃだよね。。。

あるあるですよね。ではスタートしましょう！

１、４つの脳内ホルモンに左右される私たち。

私たちの行動や、気持ち、体調はホルモンにより左右されます。ホルモンは外的要因により分泌し、人の心臓をドキドキさせたり、ストレスから解放してくれたり、、、私たちを刺激します。

脳内ホルモンは約100種類以上分泌されているようですが、今回は代表的な下記について書いていきます。

①アドレナリン・・・脳や身体を緊張させたり、興奮させたりする働きを持っています。心臓ドキドキしたり、興奮させたりする働きを持っています。

②セロトニン・・・精神を安定させる働きがあります。セロトニンの分泌が抑制されると、不安状態になったり攻撃的になります

③オキシトシン・・・幸せホルモンともいわれ、これが分泌すると幸せな気持ちになったり、ストレスが緩和したりします。感動したり、抱擁やボディタッチをすることで分泌します。人間には欠かせないものです。

④ドーパミン・・・やる気を起こしたり、依存性を高めたりするスイッチです。毎回もらえるものには分泌せず、ギャンブル的な、あたりがあるものに対してドーパミンが放出されやる気になります。

とまぁざっくりホルモンの話をしましたが、この子たちがどのようにかかわっているのか。を次は書いていきますね！

２、客単価×購入数=収益　これを脳内ホルモンで操る。

売上を図るとき、単純に下記の計算式で考えてみましょう。

客単価を高くして　×　購入数をあげることで　＝大きな収益につながる。

まず購入数にフォーカスします！！

購入数を上げるには、セロトニンの分泌を抑えること！

つまりは、不安をあおりこれを買わないと損しますよ。と気持ちを持っていく事です。

例えば、、、

シロアリ駆除業者が良い例です。

『床下にシロアリが住み着いていないか、無料で点検させてください！』

『結構やられていました。これをほっとくと、近い将来お家が大変なことになりますよ。』

家主：それはまずい、至急シロアリ駆除の手配をしてください！（ドキドキ）

などと不安な気持ちにさせます。こうすることで、人はセロトニンの分泌が下がり、気持ちが乱されます。その後アドレナリンが分泌されて、ドキドキしたり、興奮して購買行動に移ります。

この、不安を煽る工程こそが、購買数向上のキーポイントなのです。

人々がまだ気づいていない不安を、無料で気づかせてあげて、それに対応しないと大変だよ、損するよとお伝えする事。これが大切です。

３、購入単価はＡＫＢ戦略で上げよ！

ＡＫＢ戦略とは、ファンがCDひとりで何百枚も買うやつです。

握手会に行けたり、総選挙で推しの子の順位を上げたり。。。

これってCD本体以外に大きな付加価値があるから、ファンの人はＣＤを何枚も買うんですよね。それって結構なお金かけていますよね。

【　購買単価　＝　付加価値　】

まさにこれです。

ＡＫＢは脳内ホルモンを巧みに操り、この付加価値を上げていると言えます！

①会いに行けるアイドル・握手会、などファンとアイドルの距離を近づけ、幸せホルモンのオキシトシンに作用！

②応援ではなく、一緒に何かを作り上げる。（総選挙の順位を一緒に高める！(笑)）握手会で、たまに下の名前で呼んでみたり、よく来てくれるファンには、たまーにそっけなくしてみたり・・・ドーパミンに作用！

こう考えたら、AKB戦略って本当にすごい。（ファン以外の人たちはなんで一人で何枚もＣＤを買うのかが理解できないけど、こういう事だったのね。）

とまぁ、ここまではＡＫＢ戦略のお話ですが、実際に一般企業が単価を上げるにはどうしたらよいのか？を書いていきます！

４、ブランディングすることで人々の心にブランドを構築しよう

上記した、ＡＫＢ戦略。これはAKBと言うブランドが人々の心の中に根付き、熱狂的なファンを生んでいることが勝因につながっています。

一般企業も考え方は同じです。

要はブランディングが大切なのです。

以前にブランディングの記事で美容室はどうやって付加価値をつけるか。を書きましたが、それと考え方は同じです。

↓　良ければご参照ください　↓

また、ブランディングする上で欠かせないことは

①センサリーエクスプレッション＆ボイス

→→会社名、商品名、ロゴ、色、形、音楽、シンボルなどなど、お客様の中に残るものです。なので、色やロゴなどは統一し変更してはいけません。

例えば、

ルイヴィトンの色は→茶色

アンパンマンの決め台詞は→アーンパンチ！

など、お客様の中にあるものをいきなり変更しないようにしましょう！

②ブランドエクスキューション

→→これは接客態度、匂いや客層、店内の雰囲気などが当てはまります。

お客様にこのブランド体験をしてもらい、一緒にブランドを作り上げることで、徐々にＡＫＢ戦略のような、ドーパミン戦略にシフトしていきましょう！

では実際にブランドを体験するとは下記のようなことを差します↓

・経営者のストーリーカタログを出してみる

・お客様により選んでもらった、カスタマイズを入れる

・タグ付けや、メンションなどＳＮＳでの交流を深める。

このようにして、お客様との距離を縮め、一緒にブランドを体感・創造しましょう。そうすれば、自然と客単価は上がっていきます。

ビジネスにおいて、下記のようなフレームワークがあります

Acquisition: 獲得　 ユーザーをどこから獲得しているか？
Activation: 活性化 　ユーザーがどれくらい、好ましい経験をしているか？
Retention: 継続　ユーザーは継続してサービスを利用してくれているか？
Referral: 紹介　 ユーザーは、友人や、周りに、このサービスを伝えているか？
Revenue: 収益　全体を通じて、ユーザーの行動が的確にマネタイズされているか？

AARRR（アー）モデルを活用する上で知っておきたいこと

このフレームワークには、ドーパミン戦略なしでは不可能なのです。

５、まとめ☆☆

①この世のすべてはほぼ、買わされています

②あなたのビジネスに、不安を創り出すセールスフローはありますか？

③購入数×単価=ビジネスセンス

④機会数×成約率＝無料×やらないと損するよ！　ビジネス

⑤単価を上げるには、ドーパミン戦略、ともに作り上げるブランディング