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女子だからって何だというのだ

 メリークリスマス!今日はクリスマスですね。皆さんのおうちにサンタさんは来ましたか?次女は、というと、自分の部屋にご所望の人工芝!(笑)と言っても、本当の人工芝は無理なので、大きな人工芝風ラグ。これでいつでもリフティングやボールタッチ練習が出来ます(笑)そして当の次女はクリスマスと言えども、昨日も今日もサッカーをしています。

 そんなクリスマスイブの昨日、次女は6年生の試合に呼ばれ帯同しました。6年生は怪我やらでお休みが3人いて、8人+次女含む5年生2人の10人で、さいたま市のカップ戦に出場しました。6年生の大会で、1日4試合。全試合スタメン、途中交代も1試合だけ。それもハーフタイムで交代しましたが、後半途中で再投入。ほぼフル出場でした。ポジションも前半で交代した試合の1試合のみ右サイドでプレーしましたが、他は次女が1番好きなトップ下兼ボランチの真ん中のポジション。この1年で本当に成長したなぁと実感しました。上の学年の試合に出るときミスをするとDFから飛ぶ檄が怖くて萎縮してしまい、前に仕掛けられない、積極的なプレーができない病にかかっていたのは、ほんの1年くらい前の話です。それが、今や真ん中でゲームをさばいて、もはや6年生たちも誰も次女を叱咤しなくなりました。昨日の試合結果は、というと1勝3敗、5チーム中4位の奨励賞。結果はイマイチだったけど、1勝した試合で、次女が左サイドをえぐってトップの子に出したけど届かなくて、その奥に走りこんできたサイドの子が決めたシーンがあったの。私はてっきり、トップの子と合わなくて偶然走りこんできた子がシュートしたのだと思い込んでたんだけど、次女に聞いたら「サイドの子が走ってくるのが見えてた」って。だからトップの子に「頼むから触らないで」って祈りながら出したって(笑)サイドの子は6年生だけどいつもベンチなことが多い子で、6年生の中でもあんまり信頼を勝ち得て無くて試合でもあまりパスを出してもらえない子だったの。その時も後半からの途中出場で。だから、その状況で、奥まで見えてたこともすごいと思ったんだけど、それでも走りこんできたその子に合わせるっていう選択肢を取った次女をすごく誇らしく思いました。きっと6年生たちだったら絶対取らなかった選択肢だと思うから。

 そして最後の表彰式。各チーム優秀選手賞や、順位の表彰などをしてから、その大会は面白くて「審判賞」なんかも表彰してた。すると「なでしこ賞」という声が。昨日の大会、5チーム80〜90人くらい選手がいて、女子が次女1人だったのです。急遽用意してもらったのかな、お菓子の詰め合わせをいただきました。でも、次女は「こんなんで表彰されても全然嬉しく無い」と。「1人女子だからって何だっていうんだよ」って。以前も大きめの大会で女子が次女含め2人しかいなくて、その2人が表彰されたことがありました。たまにあるんです、こういう賞を設けてくれる大会が。その時も本部に自分の名前の書いた袋が置いてあって「何か表彰されるのかも!?」ってドキドキしたのに、「ただ女子だから」っていう理由だけで表彰されたので、怒っていました。「女子だっていうところしか見てもらえてない、プレーは全然見てくれて無いってことじゃん」って。なのでもしサッカーの大会を主催する立場の方がこのnoteを見てくれていたら、言いたいんですけど、
「サッカー少女たちは、「女子だ」ということだけで表彰されても全く嬉しく無いんです!!」
それは、女子だったらどんな下手でも活躍しなくてももらえる賞だからです。確かに、男子の中で1人女子で戦ってる、戦えてるというだけで、表彰もんだと私も思います。でも本人たちにとっては、それは当たり前のことで、「サッカーで評価されたい」んです!!女子だったら誰でももらえる賞では嬉しく無いわけです。もし「なでしこ賞」を設けてくれるなら「その辺の男子より断然上手いで賞」とかにしてください(笑)もしくは、せめて「どのプレーが良かったのか」くらい、賞を渡す時に言ってあげてください!!

いただいたサポートは次女が海外挑戦するときの費用として大切に貯めておきたいと思います!!よろしくお願いします。