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共感の嵐。【Day2:参加レポ後半】Product manager conference2018

Day2:11/7(水)後半

Day2の前半レポ / Day1の参加レポ
プロダクトマネージャーカンファレンス2018 に参加してきました!
素晴らしい内容で、週明けからでも取り入れられる情報でしたので、聞きながらとったメモですが共有します:)
Day2は内容盛りだくさんで前半と後半に分けます。

Product manager conference2018とは

・プロダクトマネジメントに関わる人や目指す人が集まる場
 ・職種の認知の向上
 ・優れたモノつくりには情報・意見交換をして共に学ぶ場が必要
 ・https://2018.pmconf.jp/
上記サイトから読み解いたまとめ。結論、ありがたい場所です。

1. 【The mindset of building the product that user will love】

Jasper WUさん 株式会社メルカリ UX consultant
※発表資料後日公開予定
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個人的なメモ
・私もチームでカスタマージャーニーマップを作成した事があったが、一気に認識・視点がすり合い、軸が揃ったのでその後の開発がスムーズに進んだ
・ユーザーの4分解は即明日から使える!
・作っては壊すの繰り返しから学んでいくので、恐れない!
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今に至るきっかけ
・Uberに乗っていて、なぜこんなにも自転車に追い越されているのか?という疑問にいたった
 → 本当に必要だったのは自転車でよかった
 → 上記経験から本当に必要なモノはなんなのかを考えるようになった
Design Thinking をとりいれる為の3つのポイント

・①ユーザー理解
 実際にオフラインでのフリマに行って、ユーザーを観察し、実際に参加
 ▽ユーザーを4つに分解
 ・a. 対象ユーザー
 ・b. 間接的なユーザー
  - 任天堂スイッチで親がコントロールできるアプリ、コントロールだけではなく、どのような関係性を構築すべきかまで考案されたプロダクト
 ・c. エクストリームユーザー (異常な動き)
  - なぜこんなにも愛されているのか、嫌われているのかを理解するヒントを持っている
  - 理解するためにメルカリFans Meetupを開催
  - 使いづらいと答えているユーザーにもヒアリングを行なっている
 ・d. Next Generation(次世代)のユーザー
  - この先未来にいる人たち   
  - 子供にも商売を経験できる仕組みを取り組んでいる
・②チームワーク
  - カスタマージャーニーマップをチーム全員で作成するワークショップ
・③早めに失敗
  - 上記作業から早めにアウトプットを出して検証する
  - The sprint book が参考になる(デザインスプリントについての本)

2. 【北米・アジア・欧州のプロダクトマネジメントとスマートニュースのプロダクトマネジメント】

宮田 善孝さん スマートニュース株式会社 プロダクトマネージャー
※発表資料後日公開予定
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個人的なメモ
・自主渡米制度・・!太っ腹だ!
・PMとシニアリーダーの違いに腹落ちした。ベンチャーでは一緒になっている場合が多そうだが、どうなんだろう?
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スマートニュースについて・ミッション:世界中の良質な情報を届ける
・MAU1000万人、1人あたり滞在時間16分
自主渡航制度
・業務に関係することならOK
・半年に1回、1週間カンファレンスに参加することをフォロー

北米
・プロダクトマネージメントもロジカルシンキング並みに浸透していた
シンガポール
・PMとシニアリーダーの違いが明確に浸透していた
 - PM:プログラム自体に責任を持つ
 - シニアリーダー:組織上のチームを持ち、ピープルマネージメントを行う

現チームで行なっていること

※席が遠かったので画像が荒いです、、

プロダクトチーム
・どこの媒体から、どのようなコンテンツを取得して、どのような対象ユーザーへ表示するかまでを思考・実装している

4.【中国のプロダクトマネジメントのリアル】

陈兆伟 (Chen Zhaowei)さん Baidu, Inc. Product Manager
※発表資料後日公開予定
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個人的なメモ
・simejiがBaiduだったことをこの時知りました、、
・半年前に上海に行ったが、確かにスマホの普及率は歩いても感じた。現地の方は、決済システムが一気に変化したのでもはやスマホを持つしかない状態とも言っていた。
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simejiについて
・キーボードカスタマイズ
・1000万人利用

中国とアメリカの比較
・シリコンバレーでのPM像
 - 平均年齢:17-35
 - 平均年収:1500万
 - スキル:コンピューターサイエンス・MBA
・中国でのPM像 (10万人以上いるらしい)
 - 平均年齢:28歳
 - 500-800万(深セン)
 - スキル:ニーズ・ビジネスに詳しい、技術はわからなくてOK
・なぜ中国と違いがあるのか?
 - 都市部、農村部にギャップがある
 - 農村部では価格重要視
 - 例えば「拼多多」利用数3億人 http://ur2.link/Nrbt

中国のいま
・自分の国向けに最適化しはじめている
・中国の凄いところは模倣してローカライズすること
 - 最近ペイメント系のサービスはアメリカに模倣されはじめてきた
・なぜここまでに至ったか
 - スマホ普及90%、国内スマホ10億人
  - 安価なスマホが出たことでスマホの普及率をあげた
  - 4GLTEを利用、価格も安い
 - 電子決済の普及
 - インターネット × 様々な産業の進化 (最近は医療も盛り上がっている)

今力をいれているサービス、スマートライト
https://aladdin.popin.cc/

5.【Anycaにおけるプロダクトマネジメント】

馬場 光さん 株式会社ディー・エヌ・エー オートモーティブ事業本部 Anyca事業責任者
※発表資料後日公開予定
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個人的なメモ
・PMの役割言語化とすり合わせは明日からつかえる!
・Anycaのトンマナ統一されていて、素敵だなっと思っていたのですが、徹底された苦労があったんだなぁ
・数年立って、改めてビジョンを整理して、自分たちで噛み砕く行為は重要
・一見ドライバー間でのコミュニティはなさそうに見えたが、オフラインでコミュニティがしっかり作られていたのには驚いた
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DeNAにおけるPMとは
・「プロダクトをマネージメントとして達成」
・プロダクトをマネージメントするとはなに?
 - 価値明確、価値を伴ってつくる、狙った市場に届ける
 - →社内では各項目詳細に言語化されている
・PMはどんな役割か?
 - 姿勢と責任を明確にした
 - この前提があれば具体的なスキルは身に付くという考え方

Anycaとは
・カーシェアリングサービス
・利用者数17万人、6千台登録 (タイムズシェアは保持車2千台)
・受け取り費用:1人平均2万5千円
・メリット:ユーザーレビュー、保証、レンタカーでは乗れない車が人気(BMW・カイエン)
・持っていける場所の設定が可能

初期フェーズ
・ユーザーに直感的に捉えられたいイメージを決めた
 - イメージ:クルマサービス、男性的、新サービス、品質がよい、安く使えそう(だが安心)
・上記キーワードからイメージカラーとキャラクターを設定
・イメージカラーもユーザーヒアリングを行った
・→ 結果、トンマナが洗礼された

運用フェーズ
▽2年経過後に出た課題
「かっこいいクルマを集めたけどこれでいいの?誰にとどける?マス・コア?」
・改めてビジョンを設定し、ロードマップを設定
・新ビジョン「誰もが数台のマイカーを持つ未来へ」
・チームメンバーとすり合わせを行った
▽3年経過後に出た課題
・データが溜まってきたので分析して施策を回せる状態
・詳細仕様を決めるのはエンジニアが行なっている
・PMが行なっているのはユーザー接点が多い
 - サービス説明会、クルマ撮影会(ユーザーが登録する用の写真)
 - ユーザー交流イベント
  - 毎月プレミアムフライデーに50名飲み (30名既存・20名新規、社員10名)

現状の一連 開発フロー
・課題:借りる側「直近で予約したい」、貸す側「週末の予定をいれてしまっていて直前で予約されても貸せない」
・実データ:3日以内に予約するのが54%
・検討リストをつかって、複数のクルマに同時に予約する機能をリリース
予約率上がらなかった・・・
・検討リストだけは使われているのでは?詳細ページのPVがあがっていないか→NO!クローズ
・上記のように、課題から仮説検証を行い、サイクルをまわしている

この後mtgで帰宅しました。
明日から使えるポイントだらけで、次の日チームメンバーに即共有!
私も自分のナレッジを発信して、誰かの役に立てるよう邁進。

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