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私の後悔


こんにちは!酒井です。


私は今までの先生経験の中で

一番後悔していることがあります。


その経験をしてから私は

子どもたちと関わる仕事の中で

反省をすることはあっても

後悔するようなことはしない!と心に決めたのです。

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私のような後悔はして欲しくないので

その経験をシェアしますね。


新米先生の時

一緒に組んでいた先輩先生と私は

うまくいきませんでした。


相性が良くなかったのだ

と言えばそれまでかもしれませんが


子どもと関わる仕事をしているわけで

そんなのは言い訳でしかないと思っています。


その当時の私は

できないなりに必死で頑張りました。


一生懸命仲良くなろうと

コミュニケーションをとろうと

自分から頑張っていました。


でもこちらから会話のボールを投げても

返ってきません。


すぐにクラスはシーンと静まり返り

息が詰まりそうになりました。


その先生が席を立ったり

他の先生がクラスに用事に来てくれると

ほっと息がつける毎日でした。


その先生から声がかかるのは

何か雑用や用事を言い渡されるとき。


ちょっと強い言い方で

「ちょっといいですか?」と声をかけられた時は

何かお叱りやダメ出しを受ける時と決まっており、

おなかに力を入れて身構えたものです。


毎日毎日しんどかったです。


上司にも同僚にも告げ口をしているみたいで

相談さえできませんでした。


その当時は

”自分が悪いから”

”自分は先生に向いていないから”

だからこういう現状なんだと思いこんでいました。

だからこそ、余計に苦しかったのです。


大学でたくさん聴いた講義の中でも

ある先生の言葉がよみがえってきます。


「クラスに入る時は自分の感情を風呂敷に積めて

部屋のドアの外に置いて行きなさい。」

「先生の関係性や気持ちがクラス運営に反映する。」


1学期はその言葉を思い出して

なんどもなんども

子ども達のためにもその先生と良い関係を築いて

良い空間をつくらないと!!と思っていました。


でもダメでした。

私はついに諦めてしまったのです。


努力することを。


もうムリだ・・・。

限界だ・・・。

その時諦めてしまったのです。


その時のことは

今でも子ども達に申し訳ないことをしたと

後悔しています。


もし、もっともっと頑張っていたら

良い空気を作れていたら

よりよい保育ができていたかもしれません。


子ども達の貴重な1年を・・・。

あの時のことを思い出すと

申し訳なさで涙が出そうになります。


ごめんなさい。


何度も心の中で

あの子たちに謝りました。


私のような後悔はしてほしくありません。


ムリしないで!

辛いときは我慢しないで泣いていいよ。

助けを求めていいよ!


その先生に言い返していいよ!

その先生に「そんな言い方ないです!傷つきます」って

はっきり言っていいよ!


だから反省はしても

後悔する保育だけはしないで。


自分のためにも。

子ども達のためにも


必ず味方はどこかにいます。

哀しいことに園の中にいなかったとしても

外の世界にはいます!


園の中なんて狭い範囲に

とらわれないでください。


ではまた!

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