見出し画像

保護者から”指しゃぶり”のことを相談されたら?

こんにちは!酒井です!


私は幼少期、

指しゃぶりの癖がありました。

画像1


私だけでなく、幼少期に何かしらのクセを

もっていた人はそれなりにいると思います。


そして、その幼少期のクセは

それなりに目立つものだと

気になってしまうのが親心なのです。


例にもれず、私の母も私の指しゃぶりを気にして

様々な止めさせる策をとったとか。

(私はその時の記憶はないんですが)



母によると、止めさせるために

指にカラシを塗ったり

しゃぶる指に包帯を巻いたりと

「おいおい、母よ・・・」とつっ込みたくなることを

してくれていました笑

*された側としてオススメしません!



今はそんな過激な方法を取る方も

減ったと思いますが、



幼稚園や保育所の先生に相談したり

「止めさせて欲しい」とお願いされることが

多々あります。


先生に全部任せるのではなく、

ご家庭と連携することが大切であることは

キチンと伝えたいところです。



先生は何でもできる便利屋さんでは

ありません。


そこを曖昧にして

保護者の方に良く見られようと

なんでも引き受けていたら

逆に自分の評価を落とすことになる

事態が起ることも。


気をつけましょう!



指しゃぶりのクセは

その子どもにとって無意識に行う行動に

なっていることがほとんど。



なので、大勢の子ども達がいる前で

「止めましょう」と注意されたり


突然指摘されたりすると

子どもは大パニックになりかねません。



恥をかいて、さらに指しゃぶりが悪化する

可能性もあります。



なので、指しゃぶりを見かけたら

その子が指を口から離す活動や

声かけをすればいいんです。


具体的に言えば


・♪結んでひらいて~などの

 手遊びをしてみる。

・先生とじゃんけん大会をしてみる

・手を挙げさせるような質問をしてみる

・友だちと手をつなぐ活動をしてみる

などなど


たくさん考えられますね。



また、無言でそっと指しゃぶりをしている手を

優しくつかんで下ろしてあげる

という行動も大切です。


無意識になっているので

そうやってされることで

ハッと気がつくわけです。



でもここでもポイントがあって

他の子どもに気づかれないように

(子どもにもプライドはあります。)

そして、優しくニコッとその子に笑う笑顔も

忘れないでください。



ついつい保護者の方は

口で「やめなさい!」と見つける度に

キツく指摘しがちです。


また、「そんなんじゃ、赤ちゃんクラスになるわよ」

と脅してしまうことも・・・。


これは実は逆効果しか生まれません。



子どもは焦りからさらに

指しゃぶりを加速させる可能性も。


そんな保護者の方には

「指しゃぶりを見つけても

3回に1回の注意に変えてみてください。」とか



あまり指摘ばかりしていると

長引く可能性もあることを

しっかりと伝えてください。


長い目でみれば、大人になってまで

指しゃぶりなどのクセを残している人は

かなりマレです。


いつかは必ず卒業していくものです。


そういった情報も伝えることができれば

保護者の方も安心されると思いますよ!


ではまた!

応援頂けると、泣いて喜びます! 頂いたサポート費は書籍購入など応援して下さる方々に 還元できるように使わせて頂きます。