【番外その２６　からかい上手の高木さんとの出会い】

観たい映画があり観に行った際、その映画上映前にこの先上映する新作の予告が流れた。何気なく観たその予告に少し興味を持った。
その2週間後、たまたま空き時間がありその映画を観に行った。
正直、それほど大きな期待は無かった。
特に気になるキャストがいた訳でもない。予告を観てなんとなく惹かれただけである。その時の印象は青春の淡い恋の物語的に感じた。
自分がその後、その映画を4回も観に行くことになるとは思ってもいなかった。
1回目行った時、何だか分からないが心を揺さぶられた。
作品の終盤で胸が熱くなり、熱いものが込み上げた。
完全にいい意味で大きく、想像の遥上を行った映画。
この様な感情になった理由を突き止めるべく、2回目行くことにした。
いや行くことと言うよりは観たい気持ちが強く欲したのかもしれない。
2回目も初回以上に心が揺さぶられた。とても優しい気持ちになり、やる気も漲ったのである。映画を観終わってから売店に向かい、映画のパンフレットを購入。映画を観に行ってパンフレットを読みたくなった感情はこれまで記憶にない。このパンフレットを熟読してから3回目を観に行こうと思った。
とは言え、観たい気持ちが高まり、パンフレットもドラマも観ることなく3回目鑑賞。3回目も過去2回以上に心揺さぶられる事となる。
この映画は元々漫画があり、その原作がヒットし、アニメが作られ、今年に入り実写版ドラマが放送されていたことを知る。
原作やドラマの続きが今回の映画。その為、原作にはないオリジナルとなる。
原作の漫画に熱烈なファンが多いようで、そのイメージを壊しかねない実写版を否定的に捉えて賛否があるようだ。
僕はその背景を知らず、原作もアニメもドラマも観ることなく、いきなり映画を観た。それでもここまで心を揺さぶられた。僕は早速ドラマをＮｅｔＦｌｉｘで全話を観た。ドラマは映画と同じ監督が務めており見事その世界観に継続性があった。ドラマを観てからもう一度、映画が観たくなり、4回目鑑賞。
4回目も過去最大に心を揺さぶられ最高にやる気に満ち溢れる状態になれた。
この映画が賛否を呼んでおり、あまり大きな話題を呼んでいなのが残念でならない。
個人的には一人でも多くの人に観て欲しい。
そしてその感想を聞きたい。同じ思いや感想になる訳ではないけど、他の人がどう感じるか興味がある。
作中の高木さんは実に魅力的な役なのだが、その高木さんにぞっこんで4回観に行った訳ではない。この作品自体の世界観そして物語から伝わってくる優しい思い、主役二人の純粋さなどに心を揺さぶられてる。
いつまで公開されるか分からないがあと1～2回は行くだろう。