#45 次なる戦いに向けて

手強い相手と思われた熊本工業に快勝する事ができ、母校は勢いづくことができた。
地元でも、新聞やテレビで一回戦の勝利を取り上げ、盛り上がりを見せていた。
一日休みを挟んで、二日後に2回戦がある。
相手は今大会の優勝候補筆頭と評されている大阪工大高校(現:常翔学園高校)。
通称で大工大と言われている。
西の横綱とも言われており、メンバーの中に複数の高校生日本代表候補に選ばれている選手がいる。フォワードにもバックスにも複数人おり、隙のない超高校級のチームであった。
まだ終わった訳ではなく、まだ次の試合が間近に迫っているので、部内に漂う緊張感も途切れることはなかった。
明けて翌日、二回戦の試合時間に合わせて、試合前の練習が行われた。
練習場所の奈良にある高校グランドでは
大工大対策が行われた。
続く…

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