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秘密主義だとか、自分のことを話さないとか思われているけど、別に秘密にしたいわけじゃない。
自分のことを話して、ちゃんと受け止めてもらったことがない。
鼻で笑われたり笑い話にされて誤魔化されたり、困らせたり。そんなことばかりだったから。だから自分のことを話さないのは、私の防御策で私の気遣いなのだ。
あなたが受け止められる程度のちょうどいい話が手持ちにないのだ。
秘密があるわけじゃない。傷つきたくないし困らせたくないだけ。


今日読んだ本。

私はそう思う。私たちは、私たちが愛し、私たちを愛してくれる人たちのなかで私たちになっていくんだって。
あなたが探している人も、あなたから与えられる愛で、自分という人間を見つけられますように。

『シャーリー・クラブ』

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