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子供と向き合う時間

2人育児

長男出産後、産休育休を取りはじめての育児に奮闘しながら、2歳までには職場に戻らなくてはと焦り、1歳半で復帰。そこからは仕事と育児と家事の目まぐるしい日々。。その2年半後に次男を出産。「2人目育児は楽だろう」なんて思っていたらとんでもない。長男の育児はまるで当てはまらない。性格もタイプも真逆。気性がなかなか激しく、むしろ長男よりもうまくいかない育児。

その上、長男の赤ちゃん返りにイライラする毎日。余裕がないため、「赤ちゃんが泣いてるから、あとでね。お兄ちゃんなんだから1人でできるでしょ!」と2歳半の息子に対して冷たい態度を取る私。そして夜1人になり、長男に対してとった自分の態度を責める。。そんなことを繰り返しながら、また次男1歳前には復職をし、仕事と育児と家事で慌ただしくすぎていく日々💦

はっきり言って子供との触れ合いなんて休日くらいでした。


朝は「早く用意してー」と叫び、帰ってきたら急いでご飯を作り、「お風呂入るよー」「早くご飯食べて寝ないとー!」と追い立てる。。お互いゆっくりのんびりコミニュケーションを取る時間がない。

よく専業主婦の友達に「育児しながら働いてすごいよ」と言われるが、私は逆に専業主婦の方が尊敬する。結局仕事をしていると、子供と向き合う時間が圧倒的に少ないし、仕事の間はある程度自分の時間でできる。子供がいるとそうは行かない。すべては子供のペース次第。思い通りに行かないことなんてたくさんある。それを毎日何の文句も言わず続けているお母さんたちは本当にすごい❗️

育休のたびに、「このまま仕事を辞めようかな」と何度も考えたが、結局復職を選択し。。一度職場に戻れば考える余裕すらなく、あっという間に月日は流れていく。

我が家の転機①

そんな中、長男4歳次男1歳のときに主人の札幌転勤が決まった。

育休は取り終わっていたので、

仕事を辞めてついていくか

辞めずに子供とわたしは残り旦那には単身赴任をしてもらうか

選択が迫られた。

人事に話したところ、特例で1年間の期限付きで育休を認めていただき、札幌についていくことになった。

そこでやっと、子供達とゆっくり向き合う時間が取れた。

通常の育休期間中は、恥ずかしながら子供としっかり向き合う時間はなかったと思う。その時はまだ子供たちが小さくて、授乳したり離乳食をつくったり、オムツを変えたり、夜泣きになやんだりと、そんな風に、ただ目の前のことをこなすだけで精一杯の日々だった。

札幌での一年は短いながらも、とても濃厚で。私たち家族にとって、ほんとに忘れ難い一年となった。

最初こそ知り合いが全くいないし、家族もすぐには会えないということでとても心細かったが。。それもあって、毎日子供達を連れて支援センターや公園をまわり。自分で色々な情報を仕入れ、できるだけたくさんの知り合いを作るよう努めた。

そして、子供達にとってもわたしにとってもかけがえのない友達ができ、一年しかいなかったとは思えないくらい、たくさんの思い出を作ることができた。

なにより、子供達と毎日向き合うことで、今まで見えていなかった自分自身や親子関係の課題がたくさん浮き彫りになった。

仕事をしながらも、しっかりお子さんと向き合えているお母さんもたくさんいると思うが、私にとっては一度立ち止まり子供達とゆっくり向き合う。そんなことが必要な時間だったんだなと、今でも強く感じる。

美味しものがたくさんあって、自然も豊かで、人も優しく✨いいこと盛りだくさんの札幌生活だったが。。辛からったのが、雪の中の買い物と、何故か一年で4回も副鼻腔炎を発祥し苦しんだことと。笑 そして、2歳前のイヤイヤ期でどうしようもなくワガママな次男と四六時中一緒にいることだった。笑

子供とずっといるのが辛いなんて、本当にどうしようもない母親なのだが。。長男は穏やかでイヤイヤ期らしいイヤイヤ期がなかったため、その頃の私は次男のイヤイヤに心底に頭を抱えていた。長男が幼稚園に行っている間は2人きり。。兄がいれば気が紛れることもそうは行かず、家事をしたいのに私にべったりの次男と遊びながらいかに家事を進めるかが私の中で小さな戦いだった。笑

冬は雪道なのでそりに次男を乗せて、何度も転倒しながら買い物に行った。笑

長男が幼稚園から帰ってくると毎日公園に遊びに行くことが日課になった。10〜5月の札幌の公園は親にとっては過酷で、刺さるような寒さの中2〜3時間子供の遊びに付き合った。仕事をしている時は週に一回しかしていなかったので、育児4年目にして初めて本格的な公園デビューだった。笑

でも子供たちの楽しそうな顔をみて、付き合うことが苦ではなくなってきた。ふと、この札幌への転勤は神様が子供達と触れ合う時間をプレゼントしてくれたのでは?と感じるようになった。

しかし、予定通り1年で主人は関東に戻ることが決まり。。私も以前の職場に戻ることとなった。また忙しく慌ただしく時間に追われる日々が始まった。札幌で感じた子供たちとの時間の大切さを忘れるのにさほど時間はかからなかった。

転機②

そうして1年ほどその生活を続けたころ、コロナショックは起こった。私は百貨店に勤めているのだが、店が休業になることなど3.11の時以来だった。しかも2ヶ月という長期間。。

長男は小学校に入ったばかりでこんな事態になり、正直戸惑いを隠せなかった。

ただ、しばらくこの生活を続ける中でこれはまた子供達そして自分と向き合うチャンスなのでは?と前向きに捉えられるようになり。。自己分析をしなおしたり、今まであまり見たことがなかったYouTubeを見るようになった。

それがきっかけで出会ったのが「個性心理学」だ。自分の本質が知れることがまず魅力だったが、子供たちの個性を知ることで子育てにも役に立つと考えインストラクターの資格を取ることにした。

この「個性心理学」は自分のことや家族のこと、育児はもちろん、全ての対人関係において指針となる。実際、私もセッションをやらせていただき、育児や夫婦関係の悩みを話される方々セッション終了後に前向きになってくれるのを実際に見て、とてもうれしく感じている。

私自身も子供たちの個性を知ることで、育児がとても楽になったんです♡

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