「わからない!」って正直に言えるって凄いこと!
私は、「わからない」と正直に言うことは、けっこう勇気がいることだと思っている。
実際、私が全然言えてなかったから。
もしかしたら、家庭環境にも影響しているのかもしれないとふと感じた。
・できない人と思われたくない
・「わからない」と言ったら怒られる
このふたつの感情が私の中にはあった。「わからない」と言うと父親や祖母に怒られていたから。
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今だに「わからない」と言うと、
・何でそんなこともわからないんだ
・毎日ぼーっと過ごしているからだ
・もっとニュースを見ろ
・お前は常識も知らんのか
とにかくいろいろ言われる(笑)
かなり傷つくけど、最近は慣れてきたからか、シカトするというスキルを身につけた。
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うるせー!見返してやる!!
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と、心の中の悪魔が影から叫んでいる。
そう言い聞かせないと平常心をや持つことができなかったからだ。
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今でこそ自分で感情をコントロールできるようになってきたけど、就職したての頃はかなり苦労した。
わからないことは正直に話して、先輩からアドバイスをもらうのが普通。けど、私はわからないという言葉を口にしないようにしていた。
もちろん、どうしてもわからないときは頭の中でプチ会議をしてから質問するようにしていた。
頭の中は、つねに考え事でいっぱいの状態だった。
私は入社したばかりのペーペーなのに、相談=悪みたいに思い込んでいた。
でも仕事ができないなんて思われたくない。
できる人のふりをしながら働いてはいたけれど、しばらくすると段々ほころびが出てくる。
自分を偽っていたため、一部の上司から「あいつは生意気だ」と思われるようになった。
そのことを耳にして、かなりショックを受ける。悲しくて悲しくてたまらなかった。
でもそのおかげで、自分のよくない振る舞いに気づくことができ、その後は謙虚さを心がけて働くようにした。
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わからないことは積極的に相談する。自分が嫌われていると思われる上司には、とくに話しかけるように意識した。
コミュニケーションが苦手な私だけど、人に頼ることで少しずつ信頼を取り戻せるようになった。
人に聞きすぎるのはよくないけど、ときには上司に甘えることも大切だと感じた。
嘘をついて完璧人間を演じるよりも、少し弱みを見せながら、コツコツと頑張る姿を見せたほうが人から好かれやすい。
そう考えると「なんでもできないとダメ!」と、苦しんでいた自分から解放された気がした。
だから、わからないことを素直に相談できるって、本当に素敵なこと。
相談したことで間違いを未然に防げることもあるし、進捗状況もわかりやすい。上司の立場になるとそれがどれだけ大切かを思い知る。
人に頼り、頼られる自分になりたい。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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