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月日が流れ…

1月29日は母の33回目の命日
月日の流れは早いものである
母の訃報の知らせがきたのは朝5時前のこと
電話のベルに起こされて受話器をとった
叔父から母が亡くなったと告げられ
思わず「誰の」と聞き返した
寒い寒い雪の降る風の吹く朝だった
その1週間前のことだ
祖母の四十九日の法要が終わり車で
仙台への帰路に着いた時、甥っ子を背負った
母が手を振って見送ってくれた姿が
最後の母の記憶
それから月日が流れ早くも33年…
自分も母が生きた歳まで生き越えようとしている
産んでくれてありがとう
育ててくれてありがとう
心配してくれてありがとう
見守ってくれてありがとう

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