ボールペン1本で幸せになれる
ボールペンは使い切れないほど持っていて、使う前にインクが出なくなってしまって、使えないままその大部分を捨てるはめになりそうである。なのに、新しいボールペンを買った。こちらである。
ぺんてるの「フローチューン」だ。
さっそく謝らせていただきたいのだが、私はこのフローチューンは「油性インク」だと思い込んでいたのだ。そして「油性ジャンル最細最強(私比)のジェットストリームエッジ(0.28)に匹敵する商品か?」と思って購入したのである。それがどうも油性ではないらしい。でも水性とも言えないようなのだ。
「クッション成分配合インキ」である。もうちょっとぺんてるのサイトを探してみたところ、こんな記事があった。
水性っぽいのが「ツル」で、油性っぽいのが「ヌル」で、完成したのが「ヌル3」ということは、油性寄りのインキということでいいのだろうか。まあ既にゲルとかエマルジョンがあるわけだから、その辺りの仲間ということでいいのだろうか。把握が大雑把なので、文具は好きでもこういうことが語れない私である。
さあ、このフローチューン、何より大事なのは「書き味」なのではないか。早速書き比べてみた。比較として「ジェットストリームエッジ(黒)0.28」と「ジェットストリーム(黒)0.5 ライトタッチインク」でも書いてみた。
思ったより線は太い。しかしボール径0.3のわりには円的なものは書きやすく、大きく動かしてもすらすらいける感がある。書き心地はジェットストリーム0.5ライトタッチインクと似ていると思う。
さらっとするっと書きたいときにはフローチューン、いいと思う。問題は、私がジェットストリームエッジのガリガリした書き味を好き過ぎていることだ。それは比較以前の問題ではないか。おまえはジェットストリーム系だけ買っとけよ、との声も聞こえるような気がする。いや、こうやって新製品を見つけて買って試すだけで、十分楽しいし、かなり幸せになれるのだから、まあいいではないか。
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