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いろいろ素直になろうと思う

私は自主性が低いというか、多分、本来は自己的過ぎる性質なのだが、それを見かねた周囲により言動を矯正されるような形になってしまい、結果として自分の意見や気持ちを外に出すのが下手で、その場の最適解を当たり障りなく出そうとする人間になっていると思う。

自分の思うところを率直に文章にしようとしているし、もしかすると好き勝手言っているように見えるかもしれないが、それでもまだどこかで、存在しない誰かの顔色を伺っているところがある。

一般的な、普通の、ありきたりの、正解を求めようとすることが、私のような不器用で非力な者の生きる術ではあったし、まだその戦略を持っていなければやっていけないような気もする。

でも、できるところからできる範囲で、悪いものは悪いと言いたいし、良いものは良いと言いたいし、嫌いなものは嫌いだと言いたいし、好きなものは好きだと言いたいと思う。

それで不具合が明らかになるとしても、不具合が起きなかったこれまでが、我慢の産物だったのだ。自然な状態のままでは手に入らなかったものなのだ。無理を一生続けて不自然でいるのか、と問われたら、いろいろな意味で「無理です」と私は答える。

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