見出し画像

人の目を気にして

さて帰らねばとバス停に向かうと、結構な数の警察官がいました。何があったのかは気になりますが、いやな予感がします。警察官に取り調べを受けているらしい人がちょっと大きめの声を発したのです。予感が当たりました。私はこういった、あえてあげる奇声がとても苦手なのです。その場を離れ、一度出た店へ戻ります。

なぜか夜中、特に休みの日になると増える、街中で奇声をあげる人々。楽しいのでしょう。浮かれているのでしょう。それが苦手な人がいるだなんて思いもしないのでしょう。自分が迷惑になるとは考えもしないのでしょう。

興奮してつい、ってのはわかります。いついかなる場でもやめてくれ、とは言いません。お祭りとか、スポーツ観戦とか、どんどん声を出していったほうがいい場もあるでしょう。ただそうでなさげな場では、ちょっと気にしてほしいなと思うのです。人の目を気にしないでいるのは楽なんだろうと思います。今どういう状況かとか、考えなくても済むので、頭を使いません。

人の目を気にしすぎる必要はないのですが、気にしなさすぎるよりはずっといいです。人の目を気にして思い切った行動ができない、とお嘆きの方がいるならば、そのおとなしさは、その場や周りの人々のことを考慮してよく思考された上での、理知的な行動結果なのですよと、私が褒めてあげたいです。

お気持ち有り難く思います。サポートは自費出版やイベント参加などの費用に充てます。