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誰かと何かを作りあげるというもの

ハッカソンって、すごく不思議な世界。
すごく短い時間で知らない人と何かを作り上げて発表するという、結構ハードでどMなイベントだと思う。

そんなハッカソンに参加してきたお話しです。

2020/06/20(土)にオンラインハッカソン「ソーシャルディスタンスを楽しもう」に参加してきました。

今回は今までで体験したことのない、なんとも言えな時間を過ごしてしまい、ハッカソンを楽しめなかったのでそれをまとめてみました。

あんまりアイデアがなく参加するいうこと

在宅生活や、たまに出かける外の世界の中で、どう「ソーシャルディスタンスを楽しめるか」考えて挑んだのですがアイデアはなくはないものの、作りたい!と思えるほどのものが思い付けず、40%くらいのアイデアをいくつか提げて参加することとなりました。もうこの時点でアウトだったと思う・・・。

いざ本番、アイデア出しの中で、いろいろアイデアを書いてそれなりに膨らむけど、やっぱりつくりたい!ほどのものにならず、他の人のアイデアで面白そうなものがあったのでそのチームに入れてもらうことにしました。

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いつも割とつくりたいものいっぱいな方なので、今までのハッカソンの経験の中で初めて自分がアイデアではないものを作ることになりました!(新鮮)

ベースとなるアイデアは、バーチャル空間での距離によって音量が変わる、距離による音の変動を楽しむものと距離によってマスクの色が変わるというもの。Unityを使ってその中での距離、というアイデアでしたがハッカソンなのでメンターさんのアドバイスで短い時間で作れるWEB上での距離ということになりました。

WEB上での距離によって音が変わるというものをどういう風に魅せれば面白くなるかをメンバーにいろいろな体験談を聞いたりして、距離が近づくことが楽しくなるような、宝箱を見つけるようなダンジョン感が入った、女子目線なそんな新しい出逢いの形を作りました。

作成したもの

「Gochi スイーツ」

新しい感覚の出逢いの体験をお届け
ただお話をするだけのオンライン合コンはもう古い。
これからは、空間と食を共有し合えることで生まれる新しいコミュニケーションの場を提供します。
自分現在地は、知らせずにMAP上で人を探します。
全国のMAPの中にいる人を探して、話しかけてみましょう。
お話できる時間に制限があるので、もっとお話ししたいときにその人の気分のスイーツを
Uber eatsでゴチするボタンを押して相手に届けることができます、
同じカテゴリーのものを自分も食べるなどして
実際には離れていても食の時間も共有できます!

というものです。

みんな違うところにいる

オンラインならではの一緒の場所にいないから、空気を読むことや、気軽に聞くというのが難しい。
開発を分けてやれる感じでもないし、明確に機能も別れてないからViewだけつくりますよ!とかもできなさそう。
何かしらできることをやらねば!という感じでコンセプト作り、プレゼン作りに精を込める事にした。ハッカソンでこんなにコンセプト作りに時間をかけたこともなかったので、いい勉強になった。
(一番雰囲気のあるスライド)

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資料作りは猫に邪魔されながらも結構きれいに作れたので良かった。


進め方での反省点

とりあえず作ってみようよりも最初に何を作るかを全員合意で決めてから進めるべきだった。
最後まで実際に出来上がるもの(機能的なところ)が何かわからず、アイデアソン状態で素敵プレゼンを作る方向に走ってた。
機能を細分化して、多分できないではなくて、ここなら手伝えるかもくらい食いつかなきゃいけなかった。二つの作りたいものがなぁなぁに進んでしまったため、片方のアイデアの方をメインにしてしまった(最終的に結構力業だけど融合できたのでよかったけど。。。)
開発が偏ってしまい1人に負担をかけてしまった。
やっぱりまだまだ自分のエンジニア力に自信がないので、これやりたいとか、こういうの入れたいとか言えなくてしょんぼりした。
自分のアイデアだったりつくりたいものだった場合、明確にここは作れるからここを作れる人集まってー!ってなるから、良くも悪くも自分のしょぼさは感じるかもしれないけど、最初から自分のミッションがあって気持ちがラク(責任感も重いけど)誰かのアイデアに乗っかる場合、これが作れるんで入れてください!くらいのものがないとだめだなぁと痛感。エンジニア力足りない。

コンセプト決めは楽しい

いろいろなアイデアを出して魅せ方を決めるのはすごく大事だし楽しかった。自分がこれから作る卒業制作での魅せかたをもっと突き詰めなきゃなぁと思えた。とりあえず全く関係ない人に聞いてもらいに行こうと思う。

何かを作る時の原動力

やはり作りたい気持ちなんだなぁと思いました。
こんな過酷な状況でお物ができるなら頑張れるし、欲しい物ができるから頑張れる。
作りたいものがはっきりしてると、その中で自分が作れる部分も見えるし、必要なものも見える。前回のハッカソンでは、PMをやってくれた方が最初にいい感じに細分化して、これ誰ができる?これやりたい人いる?何やりたい?とリストアップして、最初に明確にやることを決めていた。
途中で何をやってるかわからなくなんてならなかったし、そのくらい前に出れば良かった。
コンセプト決めも、資料作成も大事だけどやっぱり「動くものがあってこそ」なので、作りたい気持ちをちゃんと込めないと何も生まれないなぁと思った。

ハッカソンに出るときは準備しよう

あまり気の乗らない、思いつかないテーマであれば出ない方がいいかもしれない。
逆にいうと私は通っているスクールの授業として出ていたので、テーマから多少ずれてても絶対に何かを作るって決めて出るべきだった。
それで人が集まらなくてもぼっちソンで行くくらいのことをすれば良かったと思う。
1行もコードを書かかずコンセプト決めと資料作りをしてたくせに全体を回せるわけでもなく、ただ疲弊して終わってしまったので、自分の身の置き方に凹んだ1日となってしまった。
次ハッカソンに出るときはもっと準備して、ちゃんと楽しんで開発できるように頑張りたい。


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