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海外協力隊活動日誌🇩🇴79日目「Día de la Alimentación」

今日の振り返り


何もない日はない。
まさにそんな一日を
ここ2ヶ月半過ごしているわけですが、
今日も今日とて。

今日は小中学校に行けるとのことだったので、
7:30に向かうものの、
まだ行かないと。
何時ごろになるか聞いても
「De la mañana o de la tarde」
「午前か午後よ。」
とのこと。

いやいやいや、、、内心

そりゃそうだろ!笑
勤務時間内だわな!笑
ツッコミどころが満載過ぎる笑

致し方ないので、国家を覚えようと
(教科書のまとめをやる気はなかったので)
国家を書いて、訳すって作業をしていると、
私の1番大好きな同僚、アンドレアが
コロンビアからの交換留学生の日程を
探してきてくれました。
どうやらバタバタしていたのは
このプログラムとの兼ね合いで、
ニルサが小学校に行けないからみたいでした。

結局、9:30ごろコロンビアの留学生たちと学校へ。

今日は小学校4年生にあたる教室に入りました。
凄まじき「Cina」コールと
「¿Cómo se dice 〇〇 en japonés?」
「〇〇は日本語でなんで言うの?」三昧

今日はイベントの日らしく午前中は授業らしい授業はないそうで、代表の子が発表の練習をして、講堂に移動。

イベントについては後述します!

学校にはたくさんシスター(hermana)がいて、
彼女たちは何をしてるの?って聞いても、祈る、手伝う、など、実際何をしているか全然分からなかったのだけれど、ついに働いているところを見ました。
開式の言葉です。呪文を唱えていました。
子どもたちはリピートしていて、
最後は一緒に唱えていました。

働くシスター

小学校4.5.6年生が集められて
椅子の上でプレゼンするスタイル。
マイクもなしなので、後ろには全く聞こえず。
これは意味あるのかしら笑
でも、こうやって場数を踏んで、
話し方が上手になるんだなっておもいました。

そしてここでもシスターが見えるように手伝う。
先生は自分のスマホで写真を撮る🤳
ここでもまた日本と違うスタイルを学べました。
先生たち本当に自由で楽しそう。
でもずっとみんな話してるから、「シー」って。
そういえば、日本では「シー」って喋らないでって時するけれど、ドミニカ共和国では「スー」に近い。

それから、面白かったのは紙も人それぞれ違うから、きっと模造紙も学校が用意したわけではないんだろうなと。自分で揃えるってのが基本なんだろうな。格差が見える。

発表する4年生とシスター

全員がやるスタイルじゃないのも個別最適化ってことなのかしら?やる場は用意するけど、やるか選択するのは子ども。やらない判断もいいけど、他人の邪魔はしない、みたいなルールを決めてする感じかな?でももしやらなかったら必然的に成績つかないに、評価下がるけれど、それも承知で。みたいな形が個別最適化なのかしら。
子どもに選択肢を与えながら学びの機会を均等に用意するにはちゃんと教材研究の時間が必要だし、全部の科目、全部の単元でやるにはなかなか根気がいるな。

割とドミニカ共和国は出来ない子はそのまま置いて行くスタイルっぽくて、ちょっと悲しい。
その点、日本はやっぱ苦手な子をなんとかしようって先生たちが頑張ってるなって思うようになった。

日本にいると日本の教育って悪く言われがちだから
こういうの見た時、そういう人たちどう思うんだろうって考えちゃったな。

そういう意味でも世界を知るって大事だと思った。
井の中の蛙大海を知らず。
まさにだ。

教室に戻ると、振り返りタイム。
ちゃんと振り返りタイムあって素敵だと思った!
「今日学んだことはなぁに?」
「Yo estudié……」
一生懸命話す4年生。
先生も難しい言葉は言い直してくれて、
おおお、ここなら分かる!と嬉しくなる。

お昼の時間になると、なにやら呪文を唱えてから食堂へ。女の子がお菓子をくれました。これ何?ってきくと飴だと教えてくれました。

子どもからのプレゼント

実習生たちがここのお昼はとても悪い
「muy mal muy mal」と言うので
興味本位で覗きに。
大学の学食と比べたら、そりゃそう。
でも、美味しそうかといわれたら……。
それでも食べられることに感謝して美味しく?
ってことなんだろうな。

でも、子どもたちは楽しそうに食べていました。
これがドミニカ共和国の現実。

給食

午後も見たかったけれど、お迎えにより撤収。
コロンビアの留学生とPalacio nacionalへ。
大統領府へ。

中には入れませんが、大きくて綺麗でした。
留学生たちと記念写真。
ドミニカ共和国ポーズならぬ、コロンビアポーズも教えてもらったけれど、中南米のポージングのすごさはどこもおなじなのな。

私顔丸くなった?!
いや、そんなはずは……
コロンビアポーズ
めちゃくちゃ綺麗。
てか、普通に映え。

帰ってきて遅お昼。

お昼

明日は隣の小学校にCPと訪問予定。
いうて、初CPとの活動。
緊張。

木曜日にはついに先生として大学の全ての教授に紹介されるらしい。
これも緊張。

今までは一体???って感想は一回置いておこう。

明日もがんばる!


#さやか先生の活動日誌



Día de la Alimentación

今日は「食べ物の日」のお祝いでした。
10/16にちが、「世界食料デー」
「Día Mundial de la Alimentación」らしく、世界の飢餓を減らすことを目的として国連食糧農業機関(FAO)が推進しているらしい。

ドミニカ共和国では、
栄養バランスの取れた食事の大切さを教えていて、
タンパク質、ミネラル、ビタミンの大切さと、フルーツは甘いから夜ではなく、午前かお昼に食べよう!って教えていました。

それも踏まえてこの日は
家からみんなそれぞれフルーツを持ってきて、
一旦回収して再配布して、
みんなで食べるっていう日らしく、
先生の机には子どもたちが持ってきた山ほどのフルーツたちがありました。

面白い文化。
日本は意外と学校でそういう世界なんとかデーみたいなことしないから(私がしてこなかったから?)すごく新鮮で、でもすごく大事なことだなって思いました。

noteに書くために食べ物の日について調べたのだけれど、世界フルーツと野菜の日とか、世界フルーツの日とか、世界〇〇の日多すぎて、それこそ毎日が記念日状態笑。

1日5個。っていうのが世界フルーツ、野菜の日で推奨されてて、健康のために1日5種類は食べよう!って推進してるみたい。

正直、栄養学の世界は何を正解とするかで見方が変わるから人それぞれ求めるゴールを追求していくことが大事だからな……

私はとりあえず、痩せよう。
写真の私、顔が丸くなった気がする、、、😭

ちなみに、ドミニカ共和国の食べ物の日、
国が1年のモットーを発表してたので紹介して終わります。

El lema de este año es
“ Cultivar, nutrir, preservar. Juntos.”

育てて、栄養を与えて、保存する。一緒に。

世界中から飢餓がなくなりますように。

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