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海外協力隊活動日誌🇩🇴268日目「もしも私が政治家だったら」

今日も大学は学期間休み中。
学生のほぼいない大学です。

昨日はニルサにあなたは学生いないけれど何をしているの?と聞かれました。
日本に送る動画や通信の準備をしているよ。
と答えつつ、本当は「何か手伝えることがあればやりたい。」とも言えたら良かったんだろう。
というか本当はそう言いたかったんだ、私が。
でも言えなかったのです。
その時は聞かれることに答えることで精一杯でそこまで頭が回りませんでした。

そう、最近思ったのだけれど、私はスペイン語で話す時、まだまだ日本語からスペイン語の変換が必要で、考えた1文を話すのに時間がかかる。

ここを乗り越えるにはまだ少し時間がかかりそうで、
なんとかここを突破していきたいところ。

今日はもし、万が一授業を任されてもいいように
授業で使いそうな単語や流れを勉強。
板書計画(セリフ計画)を作成。
因みに授業のたびにこんな感じでノートが増えていきます。

今回教えたいポイントは2つ
①温度計の使い方
②実験方法(問題→予想→結果→考察→まとめ)の流れの確認

ここはおさえたい、絶対に。
そう意気込んで授業へいきます。

って意気込んだし、
ニルサにも来てもらって温度計を借りたのに!

まさかのストライキで先生も子どもも誰もいない!
嘘だろう笑。

初めてのストライキ。

労働環境の改善を求めたストライキ。
日本にも必要なんじゃないかな。

やる気満々だったのに、
悲しくなって帰りました。


さて、何をしようか。

実験は来週に。

明日もがんばる!


#さやか先生の隊員活動
#さやか先生の活動日誌



人に合わせるということ

日本人だな、と日々結局そう言い訳をして、こちらの文化だと理解して
受け入れ難い文化もなんとか消化しているつもりの毎日を送る中で
人に合わせて生きることの楽さと難しさを考えるようになった。

意思がない時、人に合わせて動いていくことはとてつもなく簡単でありがたい。責任は伴わないし、言われたことをすればいいし、それなりの評価も得られる。低リスクだし、その上そこに満足度もあればとんでもなくイージーモードだと思う。

けれど、意思が出てきた時、しかも受け入れ難いもので人に合わせなくてはいけない時にとてつもない負荷がかかる。

そして日本人は相手に合わせすぎているなと最近思う。
楽だからそうしているのか、
相手を立ててそうしているのか、
それは人それぞれだろうけれど、
自己主張の少なさを感じてしまった。
でも一番は、私が合わせすぎていたのかもしれないと
そう感じることが増えてきている。

日本にいるときは空気を読むこと(周囲に敏感になること)
何が今求められているのか考えることが
大切だと思っていたし、
それを何も言わずしてやることに美徳を感じていた。
教員という仕事柄、褒められることなんて少なかったし、
子どものいうことを100%信じている保護者から事実無根のことで
怒鳴られることだって日常茶飯事だった私にとって、
多少の偏見、悪意のある言動なんて
「いずれ分かる、見てろ!」精神、
「3月にはさやか先生信者にしてやるからな!」
って気持ちで毎日戦い続けた小学校生活だったわけで……。

最近よく思う。
私は日本でまた先生、できるだろうか。

かといってドミニカ共和国で先生がしたいか?と言われたら別だけれど。
この国では先生はしたくない。

だから私が働きたい学校を考えてみた。
まず朝は9:00から授業にしたい。
だから登校は8:50までに。
先生の勤務開始は8:45に校門を開けたいから
8:40に出勤。

9:00ー9:45 1時間目
9:55ー10:40 2時間目
10:50ー11:35 3時間目
11:45ー12:30 4時間目
12:30ー13:30 給食・昼休み
13:40ー14:25 5時間目
14:30ー16:40 遊び・習い事・興味のあること

授業はもちろんちゃんとやるべき。
でも私はなんか自由の時間あってもいいよなって。
14:30ー16:40、ここは学校では預かるけれど、
地域の時間とか塾の先生呼ぶとかこう学校の先生以外が働く時間にしてもいいと思うんだよな。
先生たちはこの時間に教材研究や会議ができるし、
子どもたちは自分のしたいことができる
失われると言われる3間(時間・空間・仲間)も確保できて、
地域とのつながりも。
雇用促進のため多少の月謝を取ってもいいと思うし、
払いたくない人は払わずに、外遊びをする時間にしたらいい。
安全管理も、校庭で遊ぶの=公園で遊ぶ認識にしてもらえるよう、
周知を徹底して、って地域移行、外部移行していく。
教室だって余っているし、学校で習い事をやって貰えば帰りを気にする保護者も学校に迎えに来ればいい。

一般企業、民間企業の仕事開始が9:00前後なんだからそれに合わせたいし、帰りだって定時にしっかり先生が帰られるようにしたい。

もっと質の高い教育を提供するために、もっと教材研究の時間が欲しいし、
勉強する時間も欲しい。

公務員の給与と待遇は上げて、
「なりたい」と思わせることが大切だと思うし、
給与に見合わない働きをする場合はもちろんそれにそぐう必要があると思う。

私が政治家だったら


・選挙権は70歳まで
・公務員の給与第1次産業従事者待遇の向上
・日本人ファースト
・私立援助の見直し
・年金の見直し

若者に向けた政治、公平的な政治にするには申し訳ないけれど
年金を納める年齢までの選挙権にしてもらいたいところ。
圧倒的に人数差があるのだから考慮しなければ人数の多いところが優遇されるに決まっている。70にしたのにあまり深い意味はなく、とりあえずどこか年齢は区切るべきである。という意思表示。そもそも子どもは選挙権なくて、上は永遠にあるとかおかしいと思う。

公務員の給与、第1次産業の給与待遇向上は
「なりたい・やりたい」と思わせるため。
カットします!じゃなくて、応募してください!に切り替えるべき。
でも合わせて、年々自動的にどんな人でも出世していくのは変えるべき。
会議中に寝ている議員や教員は首にすべきだし、その辺の改革は必要。

日本人ファーストはやっぱり日本だから。
外国人支援よりも日本人支援だし、
日本に観光に来てもいいけれど、
日本の文化は尊重させるべき。
土地の売買に関しても同様。最終的には日本のものなわけで。
勝手に中国とかに買収されるのは、ちょっとな。
外国に来てこの思いは強くなった。
諸外国だって自国ファーストなんだから、日本も日本ファーストであるべき。

私立と公立は私はちゃんと明確に分けるべきだと思うの。
公立や県立、国立のメリットは金銭的に安く、学べること。
私立のメリットはお金と引き換えに、先生を自分たちで招集できたり、
自分たちでいい施設を使えたりすること。
ここに関しては平等にする必要はないと思う。
お金がないのなら勉強して公立に。
公立の質の向上があればなんの問題もない。
静岡県に関して言えば、私立より国公立の高校が選ばれる。
国公立の方が安くて、でも私立に劣らない教育だから。
私立には私立のメリットが。でもそれを一本化全部無償!それは違うと思と前から考えている。
余談だけれど奨学金に関しても企業や自治体との無償化契約的なのは有効だと思う。
将来、奨学金肩代わりの代わりに勤めてもらう、それができなければお金という形で返す。
一種の契約で、詐欺は良くないが、今の有利子で貸します、より全然いいのではないかと思う。

医療制度も改革がいると思う。
3割負担、ありがたいけれど、
病院は毎日激混みだし、本当に必要な人かもわからない人もたくさんいる。

政治の話って面白いと思う。
日本にいた時あんまりしなかったけれど、
こっちの人はよくするし、
そんな想像もありかなって。

人に合わせることのできる日本人って最高に優秀だから
そんな日本人のいる日本国を守って欲しいものです。


ストライキ、しちゃう?
ドミニカ共和国みたいに。




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