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こんなに美味しいもの食べたことない
5歳11ヶ月
・最近れんたまは料理がとても好きで、卵焼きを巻く作業も一人でできるようになってきた。
れんたまはこれまで割と一貫して、食への執着というか、食べることへの興味が薄い人のように感じていて、少し前までは「お腹すいた」って言葉もほとんど聞いたことがなかったし、初めて出会うものに対しては食わず嫌いな反応を示すことが多かったし、特にここ数年はお肉全般が苦手だった。
ところが、れんたまが料理に興味を持ち始めて、自分が料理に参加するようになってから、食べられる食材が一気に増えた。
先日、料理家・長谷川あかりさんのレシピ本『つくりたくなる日々レシピ』を買ったところ、れんたまが「酒蒸しハンバーグ」を作りたいということで、ほぼれんたまが主体でつくってみたところ、、、
れんたまはここ数年お肉全般に対して「苦手」という反応を示すようになり、特に牛豚肉には強い拒否反応を示していたんだけれど、このハンバーグを食べた瞬間、「こんなに美味しいもの食べたことなーい!」とほっぺに手を当てて踊り出した。
長谷川あかりさん、ありがとう。
・年始に、今年やりたいことを書き出した際に、家族関連のことでは、「れんたまに水泳を習わせてあげる」という事柄が真っ先に思い浮かんだ。
界隈の水泳教室はどこも満員・キャンセル待ちで、どうしようかなと考えているうちに数年が経ってしまったんだけれど、れんたまはプールが大好きで、お友達と一緒に区民プールに行ったときには、「れんくん、前世魚だったんじゃない?」と言われるほど、水を怖がることもなく、大喜びしている。
キャンセル待ちでも申し込まなければ始まらないということで、年始にさっそく近隣の水泳教室に体験の申し込みをし、昨日行ってきた!
体験教室でれんたまがとても生き生きしていたのはもちろんなんだけれど、行きの自転車でれんたまが面白いことを言っていた。
普段、自転車の後ろでも割とおしゃべりなれんたまなんだけれど、昨日は途中から静かだなと思っていたら、急に「ママ、今れんくん自分が誰かわからなくなってた!」。
私も、ジョギングしてるときとか、瞑想状態のような感じで、ここはどこ自分はだあれ的な感覚になることがあるので、「ママもときどきそうなるよ!脳が瞑想状態になってるのかなぁ?」と答えると、
「でも、れんくん瞑想しようとしてたわけじゃないよ」(最近寝る前に私の瞑想アプリを流すのが習慣になっている)
「瞑想しようとしなくても、景色をぼーっと眺めてたら、瞑想と同じような状態になることがあるんじゃない?」
「そっか、面白いねぇ」
という会話をした。
「自分が誰かわかる」っていう状態をメタに認知して、「自分が誰かわからなくなった」って表現するのも、成長の一つかなとしみじみ。
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