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卒業旅行でJR北海道全部乗ってみた 其ノ拾陸

いままでのあらすじ

帯広イオンで豚丼食った。
すぐに飽きたので
帯広駅でソフトクリーム食って
売店で豚丼おにぎり買って
さっさと改札に入って特急に乗った。

帯広〜新得

17時48分、特急おおぞら10号が発車。
新得駅までは約30分。
外はもう日が暮れていたので
車窓など楽しむ余裕はない。
自由席は相変わらずガラガラ。
書くことこれしかないよ。

新得〜東鹿越

18時17分に列車は新得駅に到着。
降りる人がわりといたけど
ほとんど鉄オタだった。

代行バスがまだ来てなかったので、
みどりの窓口で翌日の最終の
とかち号の指定席を予約。

新得駅と東鹿越駅を結ぶ代行バスは
1日たったの4往復。
一応、落合→東鹿越の片道も早朝にあるけど。
そりゃ廃止決定しますわ。
筆者の乗る予定のバスは
18時37分に新得駅を出るが、
なんとこれが最終バス。
そりゃ廃止決定しますわ。
乗り込んだのは数人の鉄オタと
やたらうるさい家族連れ。

バスは新得駅を出ると
国道38号線に入り北上する。
国道なのに走るのはバス1台のみ。
マイカーですら人が行き交わないんだから
そりゃ廃止決定しますわ。
この区間は石勝線ができた時点で
お役御免だったんじゃないですかね。

うるさい家族連れは
サホロリゾートで下車していった。

国道38号線をひたすら北上すると、
バスは落合駅に到着。
若いカップルの旅行客が乗車。
乗る人いるのか…
幾寅駅は恐らく代行バス区間の途中駅で
一番利用者の多い駅。
南富良野町の中心地だからね。
まあ乗ってきた人は2人でしたが。

幾寅駅を出ると国道38号線から外れて、
空知川に沿った小さな道路に入る。
その途中にあるクッソ小さな無人駅、
東鹿越駅に到着。
所要時間は新得駅から70分ほど。
仙台〜山形の高速バスとほぼ同じである。
東鹿越駅はわざわざ駅舎を通らなくても
脇からホームに行ける構造。
まあ私は駅ナカ(迫真)を見たかったから
ちゃんと駅舎経由しましたが。
明らかにバスに乗ってた数より多い人数が
ホームで列車を待っている。
恐らくほぼ鉄オタ。
どこから来たんだこの人たち。

東鹿越〜滝川

19時57分、東鹿越駅の最終列車、
快速滝川行きが発車。
1両編成の国鉄車両。
車内の座席はほぼ満席。
車窓など皆無。
聞こえるのは列車のモーター音と走行音。

東鹿越駅から約40分、富良野駅に到着。
半分ぐらい降りていった。
最終の旭川行きに接続してるからね。
でも一人も乗ってこなかった。

どの駅を通過してるのかよくわからないまま、
列車は滝川駅に到着。
芦別駅で数人降りてたかな。
時刻はもう21時半。
腹が減ったが、駅弁も売ってないし
外に買いに行く暇もない。

数分後に鈍行の岩見沢行きがあるが、
正直疲れ切ってて
鈍行列車の直角シートに座りたくなかったので、
後続の特急オホーツク4号に乗ることにした。
流石函館本線。
22時に差し掛かる時刻でありながら、
この特急を逃しても後続に3本も
札幌行きの特急があるのだ。

岩見沢行きの鈍行が発車して、
無人となったホームで
白い息を吐きながら
筆者な缶コーヒー片手に佇んでいた。
根室本線完乗。

次回予告

翌日は室蘭本線の影の薄い区間に乗る為、
札幌ではなく岩見沢に泊まる。
札幌のベットタウンとして、
西は小樽、
北は当別、
南は千歳、
東は岩見沢
と勝手に思っていた筆者だが
駅周りの微妙な規模に拍子抜けするのでした。

滝川〜岩見沢

よくわかっていないのでサポート頂いてもそれを充分に活用できないのでやめたほうがいいですよなどと供述しており