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【1989年100日旅】52日目。レニングラード→ヘルシンキ

1989年5月27日は旅の52日目。レニングラードから飛行機に乗る。前日、大使館勤務の方がリコンファームしてくれたのに、なぜか予定した飛行機には乗れず、再びアエロフロートに。悪天候のため非常に揺れ、40分間の飛行時間が長く感じた。着いた先は、ヘルシンキ!フィンランドの首都、ヘルシンキ!!

ソ連にしばらく滞在した私の目には、ヘルシンキの街はカラフルで笑顔に溢れ、おとぎの国か遊園地のよう。さっそくマクドナルドに入る。スプライトとコカコーラ! 笑顔の店員さん! アップルパイの提供が遅くなったからと、リコリスのお菓子をおまけにくれたり! すばらしく芳しい資本主義の香り!! 

居心地の良さに家族みんなが安心しすぎて、タクシーのトランクにビデオカメラとカメラを置いてきてしまった。これは絶対に出てこない、運転手さんは早速売っぱらったはずだと家族全員で決め込んでがっかり。しかしホテルがタクシー会社に連絡してくれ、運転手がホテルに持ってきてくれた! ソ連ではありえないこと。これが、フィンランドと興奮した。それもあって、フィンランドは今だに大好きな国。

こんな感じの52日目。旅は残り48日。

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