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【1989年100日旅】8日目。モスクワ

1989年4月13日。ヴェーデンハー(ВДНХ)へ。とても広い公園。調べてみたら、ここは国民経済達成博覧会という、いかにも「ソ連」な名前の場所だったらしい。ソ連の威光を示すようなモニュメントや博物館があった。宇宙館でさまざまな宇宙への取り組みを知り、ソ連の技術はすごいなと感じた。

ВДНХには有名な「労働者とコルホーズで働く女性」像がある。若い男女が頭上に鎌と鎚を掲げる像で、プロレタリアートと農民が一体となることを象徴したものだという。モスクワ市内にはレーニン像もあちこちにあって、こういった像がソ連の荘重なイメージを醸し出していた。

でも、子供にとってはヴェーデンハーでの「ソ連の威光」よりも、途中で食べたピロシキの方がインパクトは大きかった。ピロシキは揚げパンのようなもので、中にひき肉が入ったものが日本では知られているけれど、実はバラエティ豊か。この日食べたものは、「中にジャムのようなものが入っていてとてもおいしかった」と書いてある。とても寒かったから、ほかほかのスイーツがおいしかったのだ。


こんな感じの8日目。旅は残り92日。

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