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思春期真っ最中14歳男子と富士山登頂❶🗻

久しぶりの投稿。人生初経験を書き留めるために、noteに投稿。

1日でも若いうちに。

この夏、14歳思春期真っ最中の長男と富士山に登りました。
「日本で何したい?」と聞いたところ「富士山に登りたい」と長男。
私も、人生で一度は富士山に登りたいと考えていました。
登るなら、1日でも1年でも若いうちに!
更に、コロナ禍を経験して「『次』はいつあるか分からない」という考えも。そんなわけで、今年登ることを決意。

ちなみに、登山経験2人ともゼロ。スキー好きの私達にとって、山は降りるもの。登るものではないのです。

まずはじめに

登山経験の豊富な友人にLINE。「46才週2ジム通いのワタシ、14才サッカー少年長男、体力はあるけどビビリな次男で富士山に登れると思う?」答えは「行けると思う。」と。装備やツアー選びなどなど、この友人には色々聞きました。(次男は辞退)

他にも、さまざまな富士登山経験者の話をききました。身近にいるもんです。富士山経験者。
●バスで5合目まで行った時点で高山病。7合目でギブアップした人。
●山頂で最高の気分でビール乾杯。その横で、一緒に行った人が高山病になり、真っ青な顔。山小屋のおばさんに「この人危ないから、早く下山させなさい!」と促された人。
●「社員旅行で2度登ったよ。大丈夫大丈夫」と軽く言う人。
●登山経験豊富な友人の父は「ガイドさんが上手に登らせてくれるから大丈夫」と心強いアドバイス。
などなど。彼らの言葉が長い登山中に思い出されました。

さらにYoutubeで「初心者×富士山」の動画をいくつか。登山ルートのイメージを掴むのに良かったかな。装備や携行品についても情報収集。

ガイド付きツアーをチョイス

実家のある埼玉からアクセスの良い、新宿発のツアーをチョイス。出発日、値段、レンタル会社と提携、ガイド付きなどの条件で見比べて、今回はこちらに。女性限定ツアーもありますよ。

救世主あらわる

登山の数日前、イベントで出会った子が登山経験豊富&富士山経験者。装備や携行品の質問に的確に答えてくれました。
●カッパは重要。水漏れしないように。(デンマークから持っていった、私の20年もののカッパは駄目だった→レンタル)
●体力のある長男には大きなザック。私は小さめをおすすめ。(長男のリュックに重いものを入れた。)
●靴下も重要。モンベルのカタログ持ってきてくれて、おすすめを教えてくれました。唯一買い揃えたもの。
●登山用の高カロリー羊羹や、ゼリードリンクなどが携行食リストにありがち。でも、好きじゃないもの、食べ慣れないものは、山で食べたくならない。
●しんどくても食べたくなるもの。登山のモチベーションになる好きなものを持っていくのが良い!と。私はどらやき。長男はメロンパンを購入。飲み物は濃厚カルピス。コレが大ヒット。
●トレッキングポール必須。必要かどうか分からず迷っていたので聞いてみました。両手に持つと、歩くときの姿勢が保たれるとアドバイス。岩場を登るのに、よっこいしょと杖のように使いながら、一歩ずつのぼりました。トレッキングポール無かったらきっともっと辛かった。

持ち物はこちら


お菓子を持って行き過ぎて、5合目の山小屋においていきました。念のために持っていったゼリードリンクは飲まず。塩っぱいお菓子がもっと必要だったかな。寒さ対策は、ウールの冬の下着上下。フリース。母のウルトラダウン。同僚との約束でレゴ人形とデンマーク日本の旗も。

朝8時新宿駅発。まずは5合目。


新宿駅近くに集合し、8時にバス出発。談合坂SAで休憩。長男のお昼ごはん?にと、メロンパンとホットドック購入。11時前に富士山5合目着。休憩所で1時間休んで、高地に慣れてから出発とアナウンス。レンタル品も休憩所で受け取りできて楽ちん。休憩所には、今まさに登山してきたヘトヘトの人もいて「明日の我が身か?」と震える。

64才左官屋さん登山ガイド


5合目入り口でなぜか検温。検温OKだと、リュックに黄色いタグをつけてもらえる。そもそも、病気だったら富士山に来ないと思うんだけどなぁ。

ガイドツアーは2グループ。女性だけのグループと混合グループ。混合グループは20代男子が多め。女性は2人だけ。最年長は娘さんと来ていた72歳の男性。登山経験は豊富そう。私が2番手。あとは30代っぽい娘さん、平日休みのサラリーマン。一人参加の人が多くて、学生3人グループが。最年少は長男14才。体力的にきついのは72才と46才。なんども励ましあいました。

5合目の入り口にお馬さんが。後ほどガイドさんが教えてくれたのですが、フラフラで下山できなくなったときに、6合目くらいまで馬で迎えに来てくれるそうです。3万円とか。

息苦しいマスクを外して、最初は軽快に山登り。木も緑もあって、気持ちの良い道。休憩が多すぎ?と思うくらい、休憩を取ります。6合目辺りから岩の道に。登山の本番はここから。

続く・・・



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