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With Coronaな学校生活(🇩🇰コロナ対策)

学校でどんなコロナ対策をしているか、詳しく教えてほしいと友人に聞かれました。今までに書いたものと重なるものもありますが、もう一度。5月10日に発表されたガイドラインと照らし合わせながら、実際に学校でとっている対策を書きます。お住まいの地域の状況や、刻々と変わるコロナの患者数、政府、自治体の発表で対策は変わってくるので、ココに書かれているものは参考程度に。

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保健省からのアドバイス 1.手を洗うか消毒する。2.手ではなく、腕に咳やくしゃみをする。3.握手、ハグ、頬を合わせるハグを避ける。身体的接触を制限する。 4.家でも職場でも掃除に注意する。 5.高齢者やコロナが重症化する恐れのある慢性疾患がある人は、人混みを避ける。

具体的に私の学校では・・・

★手を清潔に  日本人に比べると、手を洗う回数が元々少なめなデンマーク人。今は、登校時、スナックタイム(九時半)の前後、外遊び後、昼食前後に手洗いをしています。保健省の推奨によると、多くの人が使う固形石鹸ではなく液体石鹸。できれば、ハンドフリーで出てくるもの。ペーパータオルを使う。共有のタオルは使わない。手洗いも消毒も効果は同じ。水道がある場合は、手洗いが推奨されています。子どもに手洗いの仕方を教える動画がたくさんあります。

★くしゃみや咳は腕に 生徒たちと練習しています。もし、手に咳・くしゃみをした場合は、即手洗いです。

★掃除 接触感染防止のために・・・ドアノブ、電気のスイッチ、ボタン、トイレは1日2回、食器用洗剤を入れたぬるま湯が消毒エタノールで拭いています。タブレット、PC、マウスは共有せず、生徒個人ごとに。使用する度に消毒。おもちゃは、洗えないものは片付けました。洗えるおもちゃだけです。毎日洗って使っています。(レゴ最強)ソファーや毛布、枕など布製で毎日洗えないものは撤去。ちなみに息子の学校は、コロナになってから置き勉。(宿題なし)物の行き来も避けています。

多くの人の出入りを避けるため、共有教室も職員室も体育館もいまのところ使用禁止です。

★身体的コンタクト 公共の場所では1mの距離を取るのが望ましい。(先週までは2mだった)と言われているので、生徒の机は1m離しています。また、唾がとぶ可能性があるので、教員や発表者は最前列の生徒から2m離れることが推奨されています。 

★人の集中を避ける 息子たちの学校は登校時間を学年ごとにずらしています。休憩の時間もずらし、子どもが校庭に集中しないことが推奨されています。

★屋外では感染のリスクが下がるそう。 外での活動を増やしています。お天気のいい日は外でお昼ごはん。美術も外。外遊びの時間も長めです。お天気の良い季節で良かった。

★コロナの症状が少しでも見られたら・・・すぐに保護者に連絡して、お迎えに来てもらいます。職員も、コロナっぽい症状が見られたら即帰宅。

写真は立入禁止テープのはられた職員室。この先のキッチンにある、コーヒーマシーンもココアマシーンも使えない。



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