見出し画像

「線は語る」            子どもの絵の分析士のお勉強中①

今年9月から「子供の絵の分析士」の勉強をはじめました。月1回1年間、心理士グレタ先生のお宅に伺って勉強します。前回の授業の日に盛大に風邪をひき、当日オンライン授業をお願いしたら、、、別日程でわざわざ授業をして下さると。昨日がその振り替え授業でした。学んだ事のアウトプットを日本語で。

線は語る
体の動きと同様、線は動き。線はその人を表している。
線は、絵や字を書いているその瞬間を切り取ったものである。 コンテキスト、状況、関係性が絵に出る。


子どもの絵を分析するとき、紙に書かれたものを分析して、子供の世界を翻訳する。子供の絵は子供の世界を表現している。ただ、翻訳しすぎないこと。子供の絵の分析は、子どもの世界を理解するうえでの1つの提案であって、全てではない。

紙全体を子どもの人生と観たとき、紙は生活空間(Livsrum)を表す。
紙のどこに書いているかに注目する。(絵の大きさ。全体を隙間なく埋める絵。絵の配置など) 絵に描かれているもの、描かれていないもの両方に意味がある。何を絵に描かないのか。(家族の誰かを書かない。腕を書かない。顔を書かない。等)描かないもの=必要なもの、欲しいもの、距離を置きたいもの。 描かれたもの同士が離れている=社会的距離や孤独を表す。紙全体に書かれている=自信や安心を表す。 

夢や要求を描いた絵か、現実を描いた絵かを見極める。

字を左から右に書く文化では、左は過去、右は将来を表す。

署名の筆跡学 トランプとオバマの署名を比較。

トランプの署名には角しかなく、丸みはない。わざわざマジックを使って書いている。 志が高い、怖いものなし。字と字の間が狭い=他の意見を聞き入れない 角ばかりの字=怒り、決定する力、競争心、虚無心を表している。

画像2

オバマ元大統領の署名は、丸みがあり、字と字の間にも空間がある。共感力が高く、懐が広い。

画像1


勉強すればするほど興味深い「子どもの絵の分析士」。5枚程の絵を分析する宿題も出ました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?