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シリーズSDGsの今:誰一人取り残さない

PRディレクターのさやです。

今日でシリーズSDGsの今,最終回です!目標17までは昨日でまとめきったので,今日は最後にSDGsの理念である「誰ひとり取り残さない」について,考えて締めくくろうと思います。ご精読いただいた皆様,本当にありがとうございます。noteの更新は続けますが,初めて自分でシリーズ化したものが完結できて,とてもうれしいです。

では,いってみましょー!

誰一人取り残さない

英語では「No one will be left behind」と記されています。

途上国も先進国も、企業も消費者も、あらゆる地球上のステークホルダーの協調が求められるSDGs。この取り組みによって恩恵を受ける人に差があってはいけません。

特に、社会的に脆弱な立場に陥りやすいと言われている子どもや老人に対する配慮が必要です。世界的に見ると子どもは暴力の被害者となることが驚くほど多いのです。低・中所得国69ヵ国のデータによると、1-14歳の子どものなんと10人に8人が精神的・身体的な暴力を受けているとされています。

このような現状に加えて、新型コロナウイルスの影響で数百万人の子どもと若者の福祉が脅かされています。パンデミックによる休校により、給食を食べられなくなった子どもは世界で3億人を超えています。給食は単なるお昼ご飯と意味合いを超えて、命を支える重要な食糧源である子どもたちが多いのです。

また、新型コロナウイルスにより懸念されているのが差別の助長です。以前より、障害者の10人に3人はなんらかの差別を受けているとされていましたが、更に増える懸念があります。

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まとめ

新型コロナウイルスは世界共通の大きな課題です。ロックダウンや様々な社会生活の縮小により、経済は大きく後退しています。経済が落ち込むと、社会が不安に包まれます。そうなると、排他的な思考が強まったり、寛容さが失われる傾向があります。

SDGsの17の項目に加えて、誰一人取り残さないという理念が、新型コロナウイルスからの復興を目指す国際社会の真の道標となるように願っています。共通の星を目指して、協調しながら2030年を迎えられるように!小さなことから一つづつ、行動していこうと思います!

ご精読いただきありがとうございました!

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