エッセイで良いんだ。

この一年くらい、社会人になってから低調になっていた読書熱が続いている。そして、読むだけではなくアウトプットして「読んだ内容を自分のものにする」ことの重要性も実感している。というのも、夢中になって読むのはいいけれど、さて内容を実行できているか、自分の血肉になっているかを自問自答したときに、自信を持って「Yes」と答えられない自分に気づいたからだ。単純な話、読んだことの多くを覚えていないことに危機感を持っている。

そこで、アウトプットが必要になる。記憶に定着させること、実行することの為にはアウトプットすることが一番。そう思ってnoteでも読書感想文を多少なりとも書いてきたし、自分の中で一定程度の成果はあったように思う。

しかし、如何せん、書く方が追いつかない。時間的な問題もあるけれど、それ以上に上手くテーマ性を作って結論のある文章に出来る気がしない。読む方は1週間に3冊だとして、noteに読書感想を書こうとすると躊躇ってしまって1冊分も書けない。「noteに書かなきゃ」と思うと、もっと真剣に読み深めないといけない気がして、読む方まで億劫になってくる。これでは本末転倒だし…と自分で決めたことなのに、なんだかモヤモヤしていた。読み終わったけど書けないことに焦りを募らせる日々。

でも、ふと気が付いた。そもそもアウトプットとしての読書感想文は、自分が「学んだことを定着させ、実行に移す」ための手段として始めたことだ。そうであれば、「学びを生かす」という目的が達成されればいいわけで、noteという人目に触れる場所に投稿せずとも、殴り書きのメモでOKだと気付いた。同じSNSでも短い一言で今、吐き出したい、残しておきたい心の動き、共有したいことはTwitterでも良いわけだ。

でも、noteに書くことも諦めたくはない。感想文でないなら、何を書くか…と考えたときに原点回帰で良いのだと思いついた。つまり、日常生活の一部としてのエッセイなら書ける気がする。読書感想文だと思うと、本を主体にして一貫したテーマが必要ではないか、もしくは、目にした人がその本を読んでみたくなるような文章を書きたい、等と思ってしまいがちだが、「その本を読んだ自分が今日、感じたこと」「本を通じて思い出したエピソード」、つまり、本をきっかけとして生まれた徒然なる思いを書くならできそう、というわけだ。これも言うは易し、かもしれないが。

ひとまず、noteでは「本にまつわるエッセイ」を綴ってみようと思う。もしかしたら日記レベルで終わるかもしれないが、それはそれ。とにかく一行でも書くことに意味があると信じたい。

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