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自制することについて息子と話をした日。

ゲームは楽しい。大人の私ですら時間を忘れて夢中になるくらいですから、その魅力に小学生が抗えるわけがないと思う。その中毒性の高い娯楽に対してどう向き合っていくのか……ある程度の年齢になるまで禁止しておくのもひとつの手ではあるけれど、そのやり方で育った私自身がロクな結果にならなかったことを踏まえて我が家ではあえて好きなことに蓋をする必要はないと考え、ゲームも楽しみのひとつとして常に親子でルールを考えながら付き合っていく方法を取ることになっています。

少し前の話になりますが、クラスの友人たちと一緒にオンラインゲームで遊んだことをきっかけに息子はその楽しさに溺れ、ゲームをするために自分で設定したはずのルールを破り始めました。それを受けて家族会議(もちろん息子も参加)を行った結果、そのオンラインゲームをアンインストールすることに。
原因と対策を自分で考えてプレゼンしてくれれば再開も検討するということで話がまとまったわけですが、その冷却期間中、息子はいろいろと思うところがあったようで。



自分で話しておきながら酒で例えた方の人生の救いのなさに自分でドン引きですが、私も自制心には自信がある方じゃないので強めに意識して気をつけている部分ではあります。息子への説明にもつい熱が入ってしまいました。

お酒もゲームもうまく付き合うことさえできれば魅力的な娯楽。好きなゲームに息子が付き合ってくれるなんて私にとってはとんでもなく嬉しいことなのです、ならば健全に楽しめる方法を一緒に考えながらやっていこうと。
親の話を聞いてくれるうちにこういう失敗をしてくれたのは幸運だったかもしれません。

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