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官能小説同人誌の売り方

あなたを官能小説家として食べていけるようにするマガジン。官能小説同人誌で640万円稼いだ小夜夏ロニ子が、小説同人誌に特化したマーケティングの経験と知識を書いていきます。
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#同人誌

ペルソナ設定の具体的なやり方とバリュープロポジション

顧客の本当の要望に応えるためには、ターゲットとなる人物の設定を細かく仮定した「ペルソナ」…

小夜夏ロニ子
2か月前

kindleで小説同人誌を販売しない理由

質問のコメントがあったのでこちらの記事で回答します。 以下の質問をコメントでいただきまし…

小夜夏ロニ子
2か月前
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顧客が本当に求めているのは「女装したおじさん」ではない

顧客中心に考えるというのは、なんでも顧客の言いなりになるという意味ではありません。 「男…

小夜夏ロニ子
3か月前

顧客は感覚で「欲しい」と思い、理屈で自分を納得させる

買い物をするときというのは、まず感覚で「欲しい」と思います。 その後、理屈で「これを買っ…

小夜夏ロニ子
3か月前
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「お買い得感」と値段の選択肢と一貫性の原理

小説以外にも音声作品を売っている私の場合、複数の値段の商品を取り扱っています。 たとえば…

小夜夏ロニ子
4か月前
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官能小説同人誌の販売サイトにおける「短いキャッチコピー」と「長いキャプション」

販売サイトに登録するときのキャプション(商品紹介文)は、自由に設定できる分、売れ行きに作…

小夜夏ロニ子
5か月前

高価格な商売での「値付け」の仕方

高価格で、しかもちゃんと売れる状態を実現するためには、まだまだ言えることがたくさんあります。 高価格戦略を取る上では、以下の5つのステップを押さえることも重要です。

高価格で商売するには

価格を1%上げるだけで企業利益は平均12%向上すると言われています。 つまりなるべく高価…

小夜夏ロニ子
6か月前
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顧客の手間を省く努力は最大限する

レストランなどのサービス業においては、食事やワインの提供というサービスと、ウェイターによ…

小夜夏ロニ子
6か月前

官能小説とオカズとしてのユーザビリティ

小説を読む読者の欲求は「面白い小説を読みたい」ですが、官能小説の場合は違います。「気持ち…

小夜夏ロニ子
6か月前
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ブランディングとカテゴリー、カテゴリーの占有を目指すこと

同じ便益を与える商品やサービスの集合を「カテゴリー」と呼びます。 「ハンバーガーショップ…

小夜夏ロニ子
7か月前
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ライトユーザーを常に取り入れる

売上は「顧客数×購買頻度」で決まります。厳密にはここに単価も入ってきますが、そもそも顧客…

小夜夏ロニ子
8か月前
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ポジショニングを意識する

ポジショニングとは、「消費者の脳内にある特別な場所に商品を位置付けること」です。 たとえ…

小夜夏ロニ子
8か月前

マーケティング戦略を決める前のSTP

以前マーケティングの4要素を解説しましたが、販売戦略を決める前にやることがあります。 それが「STP」です。 セグメントは「細分化した断片」という意味です。 「市場の細分化→顧客のターゲッティング→自社のポジショニング」という順番で決めていき、これらが決まってからマーケティングの4要素を押さえた販売戦略を策定します。 それぞれ小説の場合にあてはめて解説していきます。