かくことは、もがくことだった。私にとって文章を書くこととは
最近、文章を書くことが億劫になっていた。
「そもそも私は最初から書くことが好きだったのか?」
そんな自問自答をしていたときに、SHELikesのライターコミュニティのイベントタイトルに目がいった。
たのしいライティング〜あなたも書くことが好きになる〜
「あ、これは今の私に多分必要だな」
そう思って、参加してみることにした。
イベントのなかでは「ルールに縛られず書いてみよう!」「自己表現の場では自由だ!」と言われつつ、「マイルールありますか?」と聞かれて、ハッとした。
「ちゃんと書かなければ」とルールに縛られると苦しくなって書けなくなることもあったけど、
「私はこういう文章を書きたいんだ!」という自分ルールがないとそれもまた書けなくなる。
今の私はどっちかというと後者の方で、少し自分を見失っていたかもしれない。
そういえば、最近本読めていないなということに気づいた。ネットニュースを読んで、文字を読んでいたつもりになっていたと思う。
私は「書くのが好き」の前に「読むことが好き」で、こういう文章を書きたいとか、こういう表現がしたいという憧れから書くことを選んだはず。
書くこと自体に楽しさを見出してはいなくて、憧れがカタチになった時に喜びや達成感を感じている。そして、読んでくれた人に新しい発見があったり、何かのきっかけになったりすると書いてよかったなぁ〜としみじみ思う。
ただ、そこに至るまでのプロセスは苦しく、“かくこと”は私にとって、“もがくこと”だった。最近は、書くプロセスに楽しさを求めすぎていたかもしれない。
たくさん読んで、私なりのこだわりを持ってマイルールを作る。書く作業はたとえ苦しくても、もがいた先を見たいから毎日、何かしら書いてみよう。
いろんな気づきがあった1時間半。企画してくださった方や一緒に参加したみなさま、ありがとうございました!
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