3.準備をはじめる
作品が撮影に入ることが決まり、台本をもらったらすぐに準備を始め、
クランクインする前までに終えましょう。
香盤表を書く
自分の手元に置くものと、壁に貼るものを作ります。
まずは台本に挟んでおく用に、パソコンでB5、もしくはA4 サイズの
ものを作ります。
そしてそれを元に、大きな方眼紙に書いていきます。
下書きをして、枠を書き、シーンNo、柱、内容、撮影日などを書き込める
備考欄を作ります。
話の流れを覚えるためにも、手書きがおすすめです。
編集室を整える
クランクインの少し前から編集室が使えるようになります。
まずは隅々まできれいにして、編集マンや監督が作業しやすいように
レイアウトを変えましょう。
掃除用具や文房具を揃えて、物を置く場所なども決めておくといいです。
掃除は雑用だと思われがちですが、編集室が整っていると
仕事がとてもしやすくなります。
香盤表を貼る
作っておいた香盤表を編集室の壁一面に貼ります。
素材があがってきたら、その撮影日を書き込んでいき、
追加のカットがあれば、表を足していきます。
素材の準備ができたシーンの枠をフチ取り、編集が終わったら
枠の中を塗りつぶしていきます。
そうすることで、今どこまで素材が来ていて、編集の終わっているのが
どこまでかが、ひと目で分かるようになるのです。
監督が編集室に入った後は、シーンの流れを俯瞰する手助けにもなるので、構成などを考える時に役に立ちます。
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